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春期1回目の体験入学(昼・夜)に10名[うち、埼玉県などZoom2名]★昼の体験のあと1名が入学手続き★2回目の体験入学は、21日(木)昼の部/夜の部。


【昼の部の“体験入学”に9名(うち2名はZoom)参加】

大阪文学学校へ入学を希望されている方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまりました。今日の担当は、昼の部が佐伯敏光チューター、夜の部が高田文月チューターでした。
参加者は昼の部<Pm2~4>が教室参加7名・Zoom参加2名、夜の部<Pm6:30~8:30>が教室参加1名でした。なお昼の部に1名、夜の部に2名の在校生が応援に駆けつけてくれました。

昼の部ではまず、4年半前(2019年)の9月にNHKテレビ大阪が関西エリアで放送した“文校の合評会模様”のビデオを7分ほど見てもらいながら、文学学校の歴史や現状、文校名物の“合評”について、事務局から説明がおこなわれました。
その後、なぜ文校に関心を持ったのか、実際作品を書いているのか、などを中心に参加者各々に自己紹介をしてもらいました。
それから、クラス生の書いた掌編小説(400字詰換算7枚)をテキストにして、佐伯チューターの仕切り役・助言役で鋭い意見も飛び出す合評会をくり広げました。
さらに、質問に答える形で、文校の学習システムやカリキュラムの説明をおこないました。質問が続出し終わったのは、午後4時10分ごろ。

夜の部は、高田チューターを中心に体験参加1名、在校生2名で、クラス生のエッセイ(6枚)と詩(2枚)について深く合評しました。

昼・夜とも、今日の体験入学で、文学学校のおおまかな形や雰囲気をつかめてもらえたのではないでしょうか。

◆“体験入学”は今後、3月21日(木)昼・夜、23日(土)昼、26日(火)・夜、29日(金)昼・夜に開催します。
予約がなくても参加できますが、できれば事前に電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方、一度参加されている方も歓迎します。

◆“体験入学”には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・
●昼の体験入学後、入学されたのは豊中市の40代女性。
入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄には、次のように書かれていました。
【癒しや自律、精神医療について書きたいテーマがあり、研究にも従事しているが、フィクションでしか書けないものがあると感じている。】

(小原)

中塚鞠子・大阪文学学校昼間部チューターの詩集『水族館はこわいところ』が、『現代詩手帖』と『イリプス』の書評欄で取り上げられています。


【上】『現代詩手帖』24年2月号/評者・犬飼愛生
【下】季刊『イリプス』通巻62号/評者・平田俊子

中塚鞠子チューターの最新詩集『水族館はこわいところ』(思潮社/2,600円+税)は、23年10月12日・文校ブログで紹介してあります。

(小原)

第44回大阪文学学校賞発表!

第44回(2023年度)大阪文学学校賞の各部門の受賞者は、下記のように決定しました。
4月7日(日)の入学開講式の中で、文校賞の授与式はおこなわれます。受賞者へは、賞状・賞金(本賞5万円・佳作3万円・奨励賞2万円)が贈られます。受賞者で出席された方には、短めな受賞スピーチをおこなっていただきます。
欠席される受賞者からは、スピーチ原稿を送ってもらって代読し、後日クラスゼミなどの中で賞状・賞金をお渡しします。

小説部門
(応募10編+「樹林」年間掲載作19編のうちから)
シクラ奈津<堺市>・「ゆさぶられる季節へ」(樹林 23年11月号)
佳 作:名倉弓子<奈良市>・「アンバランス」(樹林 23年6月号)
奨励賞:大庭雅子<東京都>・「夫らしきもの」(樹林 23年11月号)

詩部門
(応募13名21編+「樹林」年間掲載作9編のうちから)
月川奈緒<京都市>・「血闘」(応募)
佳 作:都圭晴<大阪市>・「硝子細工の夜」(応募)
奨励賞:平かよ<沖縄県>・「小さきものの営み」(樹林 23年6月号)

エッセイ・評論・ノンフィクション部門
(応募13編+「樹林」年間掲載作16編のうちから)
松浦このみ<東京都>・「箏(こと)に選ばれた女~箏演奏家・八木美知依の歩む道」(応募)
佳 作:宮嶋英子<福島県>・「大地に綴る女~吉野せい~」(応募)
エッセイ奨励賞:川本順子<大阪市>・「卒業論文『韓国の国字問題』にかこつけての紀行文」(応募)

最終終候補は、3/14文校ブログで発表してあります。

この6日間に、通教部へ6名入学。①60代女性(神奈川県鎌倉市)→エッセイ・ノンフィクションC ②60代男性(兵庫県高砂市)→(再入学)エッセイ・ノンフィクションC ③60代男性(神戸市)→エッセイ・ノンフィクションC ④24歳女性(兵庫県川西市)→エッセイ・ノンフィクションC ⑤76歳女性(宮崎県延岡市)→小説C ⑥50代女性(長野県諏訪市)→小説C

◆3月13日から今日(3/18)までに入学された6名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。
“ ”内は、影響を受けた作家・詩人・作品名、です。
≪ ≫内は、大阪文学学校をどうやって知ったか、です。

①鎌倉市の女性は、3/10通教部スクーリングのとき、菅野クラスの合評会をZoomで見学しています。
【何かに導かれている様な思い。菅野チューターのクラスを希望致します。】
≪インターネット≫

②高砂市の男性は、2020年10月から夜間部・高田クラスに2年半、23年4月から通教部・音谷クラスを半年で修了。半年たって音谷クラスにカムバック。

③神戸市の男性は、3/10スクーリングのとき、菅野クラスの合評会を教室で見学しています。その3日後、来校して入学手続きされました。
【広報の仕事をする中で出会った、世のため人のために頑張っている無名の人たちのことを世の中に広く伝えたいと願っています。】
“沢木耕太郎、E・ヘミングウェイ”
≪貴校のホームページ≫

④川西市の女性は、今日までの今春の新入生の中では最も若い24歳。若者向けの奨学制度が適用され、年間学費は通常より2万9千円引き。
【アーティストとして、パフォーマンスを中心に“むき出しの存在の重み“”ある者がどのように、何者として存在するのか/ここにいないのか”をテーマに制作しており、言葉を使った可能性も模索したいです。】
“金時鐘、角野栄子、George Orwell”
≪金時鐘先生について調べている時、インターネットで知りました。≫

⑤延岡市の女性は、今日までの今春の新入生の中では最も年長の76歳。
【母の死(17年前)をきっかけに小説を書きたいと思いました。随分とたくさんの「入門書」を読んだのにもかかわらず、1作もかけませんでした。このまま死んでしまったら絶対に後悔すると思い(大金を使うわけですし)夫に内緒で申し込みました。希望は純文学。人生の悲喜劇。】
“アリステア・マクラウド『冬の犬』、中島敦『山月記』”
≪あまりにも昔なので覚えていません。最近の『三田文學』に『樹林』の評がのっているのを見て思いだした。≫

⑥諏訪市の女性は、去年の10月中旬に最初の問い合わせがあった方です。
【専業主婦の私には、なぜか長年「小説家になるといい」と勧めてくれる夫がいます。超の付くズボラゆえ「ふふふ」と微笑み返しだけして、行動を起こさず読み専として生きてきましたが、なれるものならなりたいのが本音です。
子育てを終え、大病の治療もとりあえず終え、終の住処(の予定の家)への引っ越しも終え、今やらなくてどうする、です。
絵が売れなくても画家は画家、本が売れなくても本屋は本屋ならば、小説を書けば私も小説家なのだと精一杯の言い訳をしつつ、勇気を出して飛び込みます。わだば小説家になる!】
“よく読んだ作家は宮本輝、福永武彦、近頃好きになったのは西村賢太、宮島未奈。影響を受けたかは判りません。”
≪文校ブログ。地元の童謡コンクールについて検索していたところ、在学生が受賞したという記事に行き当たり、文校の存在を知りました。≫

(小原)

いよいよ明日(16日)、大阪文学学校創立70周年記念祭を開催!★330名の申込があります。そのうち、およそ半数が一般の方。