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『樹林』の前身である『新文学』創刊号(1963年8月)など初期の36冊を大阪府立中之島図書館に寄贈。

【写真】初期の『新文学』6年分を机の上に並べた。。左上隅が、60ページ立ての創刊号(1963年8月刊行)。文校修了生・田辺聖子さんの「あめりか・じゃがたら文」と題したエッセイが3ページ載っている。田辺さんが芥川賞を受賞したのは翌64年の1月。

大阪文学学校の発行する月刊文芸誌は、『新文学』、『文学学校』(1979年8・9月合併号~)、『樹林』(1984年9月号~)と題号を変えてきています。今年1月号は、通巻636号。
もちろん文校の書棚には、全冊そろっていますが、大阪府立中之島図書館の求めに応じて欠けていた初期の『新文学』36冊を寄贈しましたので、そこにも全冊収蔵されたことになります。

実は、中之島図書館から問い合わせがあったのは、ひと月前のことでした。そんなに昔のものがあるんかなぁ、と思いながら、文校内のいろんなところを探していたのですが、図書室のずっと奥にあった段ボール箱4個から、雑多な書籍に混じって、『新文学』『文学学校』『樹林』が次から次に出てきました。なんと、1985年までは全号(通巻246号)ありました(2冊あるもの多し)。
段ボール箱の差出人ラベルと、別な段ボール箱内の書状から、お二人の名前と受贈時期を読み取ることができました。14年前の橋本寛之さん(当時、阪南大学教授)と、9年半前の三原秀雄さん(当時、枚方市在住)でした。段ボール箱2個ずつのお二人の寄贈が合わさって、中之島図書館の要望に応えることができたのでした。

『新文学』創刊号、2号、3号、4号・・・・・・と出てくるごとに、胸が高鳴りだしました。中之島図書館の期待に応えられそうという安堵より、文校63年の歴史の重みが押し寄せてきたからだったと思います。
ともかくも、ことし一番うれしい出来事となりました。ハタキをかけて、少々ほこりにまみれる作業ではありましたが。

(小原)

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