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『樹林』在特号、応募締め切る。小説部門に36編、エッセイ部門に7編、詩部門に17名23編。

朝井まかてさん(直木賞受賞/文校特別アドバイザー)や木下昌輝さん(直木賞に3度ノミネート)、馳平啓樹さん(文學界新人賞受賞)、藤岡陽子さん(京都本大賞受賞)らも文校在籍時に載ったことがあり、応募から選考・編集まですべて学生委員会が仕切る『樹林』在校生作品特集号。その11月号に向けて、きょう8日(土)の午後3時、作品の応募が締め切られました。


【写真】は、仕分けられた応募作品の山を前に、応募作品リストや選考委員名簿作りに励む学生委員会のメンバー。【左から】谷良一さん<夜・平野c/学生委員長>、渡邉佳耶さん<夜・青木c>、福井良馬さん<夜・大西c>、田原朱理さん<通・美月c/新入生>、林隆司さん<昼・佐伯c/在特部キャップ>。午前11時50分に始めて、封筒詰めまでの作業を終えたのは午後8時10分。
今回は、応募作品持参者などから、差し入れがありました。堀越さん(夜・松本c)から手作りケーキ、今井さん(昼・夏当c)からお茶のペットボトル、高田さん(休学中)からお菓子。

応募状況について、学生委員会から知らされた情報を以下に記します。
◆小説部門・・・今回36編〔23年1月・33編/22年7月・30編/22年1月・24編/21年7月・36編/21年1月・28編〕
◆エッセイ部門・・・今回7編〔23年1月・14編/22年7月・7編/22年1月・13編/21年7月・11編/21年1月・6編〕
◆詩部門・・・今回17名23編〔23年1月・16名23編/22年7月・14名18編/22年1月・13名17編/21年7月・9名11編/21年1月・16名24編〕
◆表紙部門・・・今回2名〔23年1月・2名/22年7月・6名/22年1月・1名/21年7月・3名/21年1月・1名〕
今回も応募数は多く(とりわけ小説部門)、『樹林』11月・在特号に載るのは狭き門になりそうです。

長引くコロナ状況に左右されることなく、選考委員や作品応募数が極端に減るということはありませんでした。それどころか小説部門に限れば、この4年8期の中で、21年7月に並びもっとも多い応募がありました。
それもこれも、林キャップや谷学生委員長をはじめとした学生委員会の皆さんが手分けして、通教部スクーリングや昼・夜間部の教室ゼミにじかに足を運び、PRにこれ努めたからだと思います。
『樹林』在特号の発行・活用は、文校のカリキュラムにも組み込まれているように、文校活動の紛れもない一つの大きな“舞台”です。在特号の11月発行へ向けて、確かな一歩を踏み出すことができました。

★小説部門の1次選考(在宅選考)の選考委員は休学生もふくめ各クラスから、28名の方に引き受けてもらっています。その28名には、応募36作を4つのグループに分けたうえで、そのうちの一つの作品群(4百字詰め総計およそ450~500枚)をレターパック・ライトに詰めて今夜ポスト投函しました。7月28日(金)午後3時が、「小説部門1次選考採点表」の締切です。そこで原則、4グループそれぞれ上位3作品を選びます。
2次選考会は、8月20日(日)午後1時から7名によって文校教室でおこなわれ、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。
★1度だけで選考するエッセイ部門と詩部門の選考委員はそれぞれ、5名と6名の方に引き受けてもらっています。計11名の方へは、応募作品をあさって10日(月)に郵送します。
エッセイ部門と詩部門の選考会は別々に、8月6日(日)午後1時からおこなわれます。エッセイ部門、詩部門それぞれ5名と6名によって文校教室で選考し、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。

各選考委員の皆さん! コロナと暑さにめげず、がんばって読んでしっかり審査してください。

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◆昼・夜間部の組会(クラスゼミ)は来週土曜までで、18日(火)から8月15日(火)までは夏休みになります。ただし、補講をおこなうクラスもあります。事務局は、お盆休み期間以外、いつも通り開いています。
◆今度の公開講座は、あさって10日(月)午後6時30分から夜・詩の連続講座(担当;冨上芳秀チューター)です。作品提出は14名から。
その次は、7月15日(土)午後3時から昼・詩の連続講座(担当;近藤久也講師)です。作品提出はきょう締め切り、20名から。

(小原)

【春期新入生の〝詩画集〟紹介】磯﨑寛也さん(水戸市/通教部・谷口クラス)の『キメラ/鮫鯨』(芸術新聞社)

茨城県水戸市の磯﨑寛也(いそざき・ひろや)さんは、今春期の大阪文学学校新入生です。
2022年6月に『ソラリスの襞(ひだ)』、23年4月に『キメラ/鮫鯨(さめくじら)』と、2冊の詩画集(ともに芸術新聞社)を刊行されていますが、文校では通教部・小説クラス(谷口C)に属します。すでに、5/14新入生歓迎〈文学散歩〉と6/25通教部スクーリングに来阪されています。「学生新聞・コスモス」6/17号には、磯﨑さんの〈文学散歩〉の感想が載っています。

次は、4月5日付の福島民報・電子版で、磯﨑さんが紹介されている記事の一部抜粋です。
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現代美術家・伊藤公象が挿画を担当し、2022年6月に初めての詩画集『ソラリスの襞(ひだ)』を刊行した磯崎寛也。その後彼は、2022年7月のひたち海浜公園で行われた野外音楽フェス「Lucky Fes」のアートワークをFantasista Utamaroとともにプロデュースし、場と祭り、鎮魂と再生に思索を巡らせたことで、さらに詩作に励みました。そして詩画集の第2弾となる『キメラ/鮫鯨』を4月21日(金)に刊行、同書の挿画をFantasista Utamaroが担いました。本書には、生きることの切実な意味に向き合う、根源的で苦しい問いがつづられています。

(小原)

《2023年秋期(10月開講)入学》2人目。岐阜県の72歳女性が通教部/詩・エッセイ/冨上クラスへ。秋期からの学費+αを納入し、9月スクーリングに向けた作品を提出。

今週の月曜日(3日)午後、事務局へ電話がかかってきました。岐阜県各務原市に住むという72歳の女性からでした。
その前日(2日)、名古屋市内であった“中日詩祭”(中日詩人会主催)で冨上芳秀・文校通教部チューターの講話を聴いたことから電話をしてきたのでした。冨上チューターは、“中日詩祭”の中でおこなわれた第63回中日詩賞の授賞式に臨んでいました。その《奨励賞》を受賞した富山市の桑田今日子さんの文校時代の担当チューターであり、桑田さんの受賞詩集『ヘビと隊長』(詩遊社刊)刊行にも尽力されています。
月曜日の電話で、秋期開講の10月を待てず、通教部・冨上クラスへ入ることになりました。9月スクーリングへ向けて詩作品が速達でとどいたのが水曜日、「入学申込書」が封書でとどき学費(秋期分+α)の納入を確認できたのが今日・金曜日です。

◎岐阜県各務原(かかみがはら)といえば、1980年代の文校修了生で詩集を数冊持つK氏がいます。現在も『樹林』定期購読者であり続けています。女性は、そのK氏とは顔見知りなようでした。入学したことは黙っていてほしい、恥ずかしいから・・・・・・と電話で言われたのですが、???です。

(小原)

【学生委員会イベント部より】7/16~17“夏季合宿in伊勢志摩”への参加はまだ募集中です!

★当初予定していた貸切バスによる文校⇔伊勢志摩往復は、参加者がバス定員の40名に達しそうにないため、見送ることになりました。代わりに、文校近くの上本町駅から近鉄特急で往復します。参加費(貸切バス代ふくむ)19,800円は据え置き、足が出た場合の不足分は文校会計から援助してもらうことになりました。
★今日現在の参加予定者は26名。参加申込は7月10日(月)締切になっていましたが、貸切バスではなくなったため、申込期限を数日延ばします。

【【2023年 伊勢志摩夏季合宿 行程表】】

1日目 9:13発 近鉄大阪上本町駅 特急→11:39 鵜方<うがた>着 
    →(三重交通バス)12:20頃 伊勢志摩スペイン村着 入園
        時間たっぷり異国情緒を堪能♪
    12:45 パレード 
    13:15~ 昼食、ピレネー、水流くだり、不思議の国のアリス
         など園内施設で楽しむ
    15:10~ フラメンコショー
    15:50~ ストリートミュージカルなど
    17:00 スペイン村出発 
        タクシーに分乗して伊勢志摩ユースホステルへ向かう
    17:30 ユース着 現地集合組と合流!
        休憩 風呂
    19:00 BBQ 焼ビーフン
    22:00 就寝
     (尚この後、一部有志による文学談義の予定)

2日目  8:00 伊勢志摩ユースホステル出発(伊勢国際観光貸切バス)
    9:30 英虞湾<あごわん>島めぐりクルーズの旅 約1時間
        英虞湾の風をたっぷり感じて島々をめぐります
   10:40 英虞湾出発 → お伊勢さんへ
    11:00 伊勢市・おかげ横丁 昼食はこちらで各自とってください
    13:00 おかげ横丁出発 → 松阪方面へ
    14:00 松坂城址 松阪市立歴史民族資料館(小津安二郎)
        本居宣長記念館 
    16:04発 近鉄特急ビスタカー乗車 
    17:33 上本町着

6月20日・文校ブログ参照。

松宮信男さん(文校11年生/夜間部・大西C)から受賞報告がありました。―――第56回多治見市文芸祭・エッセイ部門において第一席「文芸祭賞」に選ばれる。

以下、京都市の夜間部生・松宮信男さんから、事務局へとどいた“受賞報告”です。
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 何時も大変お世話になっております。
さてこの度、別紙【賞状写真】の通り拙作エッセイ『レジェンド』(四百字詰原稿用紙換算枚数10枚)が、第56回多治見市文芸祭のエッセイ部門において第一席にあたる「文芸祭賞」を受賞いたしました。
過去、令和2年度第54回、令和3年度第55回の同文芸祭同部門において共に「市教育委員会賞」を受賞いたしております。今回の令和4年度第56回で三度目の受賞になりますが、ようやく第一席のあたる「文芸祭賞」の受賞が出来ました。
これも偏に、これまでご指導頂いた各チューター及びクラスメイト並びに事務局スタッフの皆様のおかげと心得、大変感謝しております。
 今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。