文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2025年6月
« 5月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

【春期新入生の参加が目立つ!】公開の昼・小説(エッセイ)入門講座[担当;馳平啓樹さん]に、新入生11名(うちZoom3名)、一般8名(うちZoom2名)をふくめて46名(うちZoom11名)出席。課題作品の提出20名(うちZoom4名)全員参加。


【柔らかな語り口の馳平啓樹(はせひら・ひろき)さん】


【教室には、新入生8名をふくめ35名出席。ほかにZoom視聴が新入生3名を入れて11名】

正午(12時)開始の大西クラスと津木林クラスのゼミ(作品合評会)が終わったあと、午後3時から6時前まで、馳平啓樹さん(文校修了生で第113回文學界新人賞受賞)による春期1回目の昼・小説(エッセイ)入門講座がありました。
【大阪文学学校発行の文芸誌『樹林』6月(夏季)号に馳平さんの短編小説「早く家に帰りたい」が載っています】

23年春期から担当していただいている一般公開の馳平講座。半年全3回のうち1回目には参加1年以上の人は作品を提出できないという制限を設けているにもかかわらず、参加・作品提出は相変わらず多く、半年前(24年秋期1回目)と較べると参加で12名、作品提出で8名上回りました。
新入生11名、一般8名以外の参加者の内訳は、新入生をのぞく在校生19名(うちZoom3名)、休学3名(うちZoom1名)、文校修了生5名(うちZoom2名)でした。
なお、教室で受講した在校生の遠来組は、岡山市、香川県高松市、三重県熊野市、愛知県清須市からでした。Zoom受講のうち、在校生は福岡市、和歌山県海南市、東京2名、千葉など、修了生は神奈川、東京、一般は岡山、東京でした。

馳平さんの講座では、教室参加にくわえ、Zoom配信をおこなっています。持参してきたパソコンを操作しながら、馳平さんはパワーポイントを使って13頁だての自作の教材をスクリーンに写し出しつつ、休憩時間をはさんで2時間10分も講義をされました。途中で質問タイムを入れながら。


〔馳平さん自作の教材の表紙〕


〔馳平さん自作の教材の10ページ目〕

その後、小説またはエッセイで書いた課題作「人生の大きな転機となった出来事」(1000字)を取り上げました。約50分かけて、提出20編の中から馳平さんが選びだした作品8編(うち新入生2編、一般3編)のそれぞれの作者が、マイクあるいはZoom越しに自作朗読をおこないました。馳平さんは、それらの作品に対して優れている点を指摘しました。
なお、馳平さんは提出20編すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を書かれたA4紙を持参されました。それを、講義の前に各人に作品とともに渡されました。――Zoom参加者には後日、文校事務局から郵送します。

※講座の途中の休憩時間に、学生委員会・在特部の間瀬翠さん(夜間部・平野クラス)から、6/8(日)『樹林』5月(在特)号の合評会、次の在特号(25年11月号)の選考委員および作品の募集について、呼びかけがありました。

●次回の公開講座は、6/2(月)夜・詩入門講座です。担当は、冨上芳秀チューター。作品の提出は締め切っています。
課題作品を提出していなくても、講座に参加できます。その場合の受講料は1回につき500円です。

★★いよいよ特別講座★★
6/7(土)PM4:00~、東京から小林龍之さん(文芸編集者)をお招きしての公開/特別講座【エンタメ小説の現場から】★在校生は教室聴講・Zoom視聴とも無料★休学生・OB・『樹林』定期購読者は1000円★一般は1500円
5月21日・文校ブログ参照。

(小原)