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岡本千尋さん(文校夜間部・専科休学中)の『樹林』在校生作品特集号(24年11月号)に選ばれて載った小説「誰そ彼のあわいに」(58枚)が、25年上半期同人雑誌優秀作として、『文學界』6月号に転載されました。★これで5期連続、大阪文学学校関係者から同人雑誌優秀作が選ばれ、『文學界』に転載されたことになります。

【『文學界』25年6月号/248~265頁】

25年5月3日・文校ブログ参照
25年5月7日・文校ブログ参照

『樹林』在校生作品特集号(24年11月号/通巻707)に学生間で選ばれて載った岡本千尋さん(大阪文学学校夜間部・専科休学中)の小説「誰そ彼のあわいに」(58枚)が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、25年上半期同人雑誌優秀作《奨励金10万円》に選ばれました。そして『文學界』6月号<発行・文藝春秋>に転載されました。
その『文學界』の掲載ページのプロフィール欄で岡本さんは、「幼少期より本を糧に生きてきました。願わくばこの先、相思相愛になれますように。2023年より大阪文学学校に在籍中。」と記しています。

「誰そ彼のあわいに」は最初、24年9月まで在籍していた夜間部・西村郁子クラスの合評作品として書かれたものです。岡本さんは、西村クラス在籍1年半の間に在特号へ3度挑戦し、「誰そ彼のあわいに」でやっと掲載を果たしています。
なお同作品は、今年度の大阪文学学校賞・佳作《賞金3万円》に選ばれ、4月6日の入学開講式で表彰されてもいます。
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2006年以降今までに、『三田文学』『文學界』両編集部によって、小説が同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載されたチューターや修了生、現役文校生など大阪文学学校関係者は、岡本さんで延べ23人目となりました。過去19年間(年に2名)では、文校関係者が半数をゆうに超えることになります。【しかも岡本さんで5期連続、文校関係者の小説が『文學界』へ転載されています。】
23人のうち、文校発行の文芸誌『樹林』から選ばれたのは7人にのぼります。『樹林』在校生作品特集号から選ばれたのが岡本さんと大水青さん(おおみ・あお/21年上半期)の2人、『樹林』通教部作品集から森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期《2回のうちの1度目》)の3人、『樹林』本誌から斉藤せちさん(17年下半期)と岩代明子さん(いわしろ・あきこ/06年下半期)の2人です。
ほかの皆さんは、文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌から選ばれています。
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◆過去に『樹林』在校生作品特集号に載った経験のある文校修了生たちの活躍にはめざましいものがあります。
◎第5回ホラーサスペンス大賞の沼田まほかる ◎第7回三好達治賞の細見和之 ◎第8回小説宝石新人賞〈優秀作〉の大西智子 ◎第150回直木賞の朝井まかて ◎第92回オール讀物新人賞受賞後に4度直木賞候補の木下昌輝 ◎第113回文學界新人賞の馳平啓樹 ◎第59講談社児童文学新人賞の水野瑠見 ◎第45回吉川英治文学新人賞の藤岡陽子 ◎第40回太宰治賞の市街地ギャオ・・・・・・。