講師紹介木澤 豊きさわ ゆたか

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    詩・エッセイクラス
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Profileプロフィール

1937年生。備北山村在住の戦後浮浪児世代。宮沢賢治研究会「天気輪の会」主宰。詩集『幻歌』『闇ねこに会う』『海峡に電話をかける』ほか紀行集など著書九冊。エッセイ、ファンタジー、朗読などを手がける。

Messageメッセージ

いままで、じぶんの文体をさぐってきた。けれども、それは、じぶんの側ではなく、書こうとする対象に聴くもののようだ。
どうしても、これが書きたいという動機を確かめること。そして、ものごととの接点で、その肌理を一つずつ、他と代替えがきかないものとして、濃やかに感じとりたい。その唯一のリアリティが〈現在〉。詩は現在を作り出し、共有することだとおもう。それを羅針盤に、新しいことばの領域を探検したい。
老齢期のいま、詩を書き始めたころに戻って、泣き、笑い、怒り、かなしみ、迷い、よろこびなど、じぶんが生きることそのものの姿をとらえようと、改めておもっている。