講師紹介/西田 恵理子にしだ えりこ
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- 担当科目:
- 本科
- 担当部門:
- 通信教育部
- 担当クラス:
- 小説クラス

Profileプロフィール
1960年生。修了生。「塩の軌跡」(第50回岡山県文学選奨佳作)「阿曽女(あぞめ)の春」(第51回同佳作)。同人誌〈あるかいど〉同人。
Messageメッセージ
あるとき頭の中にふわりと降りてきたアイデア(最高傑作ができる確信)を、温めたり膨らましたり捏ねたり(どうも傑作にはなりそうにない予感)しながら、どうにか文章をまとめ上げる(こんなん誰がおもしろいと思ってくれるん……という悲嘆)と、最後の句点を打ち、それから全部を消去したくなるという経験を持っている、もしくはこれから経験するかもしれません。
でも文学学校には締切というものがあります。とにかく何かしらは提出しなくてはなりません。「もう、しゃぁない」とため息をついて原稿をポストに入れると、やがてチューターからの評が届き、合評に参加すればさらに仲間からの意見ももらえます。そして意外な点を褒められたり、思いがけないところをバッサリ切られたりするのです。
こんなにワクワクする体験は、他ではちょっと味わえません。