文章講座(夜)

担当講師:
音谷 健郎(文芸評論家)
半年3回/月曜日開催
18:30〜20:30

文章表現の可能性に挑むⅢ

在校生無料

音谷 健郎(文芸評論家)

 現代の「名文」は、教科書の中だけにあるのではないです。相手の心に突き刺さり、相手から期待の反応が戻ってくれば「名文」といっていいのではないでしょうか。気持ちを伝えるメディアが輻輳する現代こそ、「名文」を自分の手に取り戻しましょう。
 あこがれの「名文」たちは、どんな構造をしているのだろうか。手始めは、先人たちの残した「名文」の吟味から。

スケジュール

11月16日(月)
・名文と出合う=近現代の名文を取り上げ 、名文たる所以を考えます。
 川端康成『新文章読本』(新潮文庫)を副読本にします。

・課題作=「私が出会った人」
 場面(シーン)を描写してください。場面に語らせてください。手法は、小説(未来小説も可です)でも、戯曲でも、ノンフィクションでも、エッセイでもいいです。自由です。前後の脈絡の説明は、あえて要りません。場面にすべてを放り込んでください。タイトルは自由です。

・講評=作品は筆者に朗読してもらい、講評しあいます。時間の許す限り取り上げます。
12月14日(月)
・名文を試みる=状況を易しく 適確に描いたものが現代の「名文」です。あなたにも描けます。

・課題作=「私がただ歩いた日」(ここでもシーンを描いてください)
高揚感、希望、失意、ただの散策……。内に秘めたものがあるなら、観念語を使わずに、伝えて下さい。
3月15日(月)
・名文のこころ=先人の「名文」をふり返ってみます。

・課題作=「私の『さよなら』の言葉」(シーン描写で)。想像上の出来事も可です。

備考
⦿課題作は当日、筆者に朗読してもらいます。ペンネーム可。
⦿課題作は、400字詰め原稿用紙(パソコンだと30字×40行)で1200字です。タイトルと名前(ペンネームはカッコして)も含みます。あらかじめ提出してください。
⦿講座のある9日前までに大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)へ送付してください。遅れた作品は次回に回します。