特別講座

開催日
●終了しました●10月28日(土)
PM4:00~6:00
  • 在校生無料
  • 休学生・OB1000円
  • 一般1500円

近代小説の起源と現況

三田誠広(作家)

〔司会〕 葉山郁生(大阪文学協会代表理事)

◎三田さんの近著「光と陰の紫式部」(作品社)
◎近日刊行予定「善鸞」(作品社)

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◆三田誠広さんは東京から来校されます。

◆講座終了後に教室で、三田誠広さんの著作販売・サイン会をおこないます。

◆文校教室で聴講の場合
◎コロナ対策上、教室参加は80名に限定し、申込順で締め切ります
在校生;無料(50名)…〔入学案内書(樹林10月号)では500円となっていますが、無料にします〕
休学生・文校OB・『樹林』定期購読者;1000円、一般;1500円(あわせて30名)
在校生の申込が少ない場合は、計80名に達するまで、休学生・OB・『樹林』購読者・一般の定員を増やします。逆もあり。
◎申込は、口頭・電話・FAX・メール・ハガキで、10月23日(月)まで受け付けます。【できるだけ大阪文学学校事務局あてメールstaff@osaka-bungaku.or.jpでお願いします】

◆自宅でのリアルタイムのZoom視聴の場合
在校生は無料です。前日(10/27)に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、10/8入学開講式にあわせて発行する『23年秋期・学習の手引き』に記載のパスコードを入力すると視聴できます。
休学生・OB・『樹林』購読者は1000円、一般は1500円です。
希望者は、名前・住所・所属クラス(または休学、OB、『樹林』購読、一般)を明記のうえ、文校事務局あてメールをください。在校生以外の方には、10/28の2日前までに、Zoom招待状をお送りします。
◎視聴料は、10/23(月)までに、郵便振替「00940-0-16991 大阪文学学校」または、ゆうちょ銀行「14160 2064271 (社)大阪文学協会」で振り込んでください。(申込名と振込人名義が異なる場合は、事前にご連絡ください)

◆講演(1時間30分)後の質疑応答タイム(30分)での質問は、文校教室の聴講者から募ります。
自宅でのZoom視聴者は、名前・住所・所属クラス(または休学、OB、『樹林』購読、一般)を明記して、10/20(金)までにメールで質問書を文校事務局あて送ってください。採否は、司会の葉山と文校事務局におまかせください。



●みた・まさひろ●
1948年大阪生まれ。大阪府立大手前高校を経て早稲田大学文学部卒。77年『僕って何』で芥川賞。88年から早稲田大学文学部で「小説創作」の演習担当。同大学客員教授を経て武蔵野大学教授、同大学文学部長、退任後は武蔵野大学名誉教授。99年から日本文藝家協会常務理事、2006年から副理事長(現職)。19年から授業目的公衆送信補償金等管理協会副理事長。主な作品。小説『いちご同盟』『春のソナタ』『永遠の放課後』『空海』『日蓮』『親鸞』『聖徳太子/世間は虚仮にして』『道鏡/悪業は仏道の精華なり』『菅原道真/見果てぬ夢』『西行/月に恋する』『偉大な罪人の生涯/続カラマーゾフの兄弟』『尼将軍』『天海』。評論等『天気の好い日は小説を書こう』『深くておいしい小説の書き方』『書く前に読もう超明解文学史』『星の王子さまの恋愛論』『聖書の謎を解く』『アインシュタインの謎を解く』『般若心経の謎を解く』『実存と構造』『数式のない宇宙論』『源氏物語を反体制文学として読んでみる』。児童文学『青い目の王子』『海の王子』『迷宮の王子』。翻訳『星の王子さま』(サン=テグジュペリ/講談社青い鳥文庫)。

「特別講座」に来校いただいた作家・詩人とその講演タイトル
95年 ●島田雅彦「唯物的な気分」●新川和江「現代詩と私」 
96年 ●河野多恵子「創造ということ」●梁石日「現実と文学」●小川国夫「文学の小径・・放蕩について」
97年 ●三枝和子「21世紀、恋愛小説は可能か」●金石範「『火山島』を終えて」
98年 ●辻井喬「詩と現代・・『南冥・旅の終り』に則して」●谷川俊太郎/賢作「見る詩、聴く詩、うたえる詩」
●高橋順子「短詩の魅力」●川村湊「戦後・ 文学を解体する」
99年 ●藤井貞和「詩のする大仕事」●津島佑子「『私』と想像力」
00年 ●眉村 卓「私と創作」●玄月「私の創作方法――想像力の連鎖」●谷川俊太郎<座談会>「詩の話」
01年 ●小田実「私にとっての小説」
02年 ●谷川俊太郎〈座談会〉「新詩集をねぐって」●黒井千次「小説の生まれる場所」
03年 ●梁石日「映画『夜を賭けて』の舞台裏」●玄月「小説なんて書いてる場合か!」
●ねじめ正一「小説の言葉・詩の言葉」
04年 ●小池昌代「私にとって詩とは何か」
05年 ●小川国夫「小説の方法」●黒井千次「小説の育つ場所」
06年 ●有栖川有栖「推理小説の世界」●平田俊子「詩と芝居と小説と」
●津島佑子「言葉と想像力」●吉村萬壱「小説を書くということ」
07年 ●四元康祐「詩の領土を探して」●清水良典「文から始まり、小説を超える」
●谷川俊太郎「詩の朗読と翻訳をめぐって」●うだしげき「『殯の森』に主役として出演して」
08年 ●小池昌代「詩と小説をめぐる往還」●富岡幸一郎「日本語の魅力、文学の面白さ」
●文学賞受賞の文校OGの座談会・奈良美那/朝井まかて
09年 ●村田喜代子「ぐつぐつ……、小説が煮えてくる」
10年 ●道浦母都子「愛の短歌への招待」●坪内稔典「書くことの意味~俳句を中心にして~」
11年9月 ●髙村薫「文学を愛好することは深く生きること」(西区民センター/大阪市共催)
12年 ●荒川洋治「(第18回)現代詩実作講座」●中沢けい「言葉をつくる」
●森岡正博「死者と出会うことの倫理について──哲学的考察」
13年 ●福本武久(文校OB作家)「どのように調べて小説を書くのか─新島八重を中心に」
13年3月 ●万城目学「万城目学のおっとり文学講演会」(大阪YMCA会館/大阪市共催)
14年3月 ●姜尚中「私にとっての文学」(ドーンセンター/大阪文学学校創立60周年記念講演会)
14年 ●朝井まかて「書き手としての攻防─直木賞を受賞して」●吉村萬壱「作家になるということ」
15年 ●黒川博行「創作の極意─直木賞に辿りつくまで」●島本理生「小説の中の恋愛と異性」
16年 ●柴崎友香「小説を語るのは誰か」
●藤岡陽子「大阪文学学校で見えた作家への道」
17年 ●佐伯一麦「『私』を描くということ」
●木下昌輝「作家になるための努力の仕方」
18年 ●吉増剛造「折口信夫と大阪」
●有栖川有栖「読みたいものを書く」
19年 ●辻原登「カフカと私」
●玄月「小説の作られ方――短編小説を読みとく――」
●朝井まかて「小説を書く人たちへ」
20年 ●田口ランディ「表現にとって重要な3つのスキル」
21年 ●(Zoom出演)小川洋子「小説の不思議」
●(Zoom出演/対談)三浦しをん「情熱と客観性」
22年 ●(Zoom出演)堀江敏幸「触れる、読む、書く」
●(対談)大島真寿美× 川田未穂「小説が生まれる場所~直木賞受賞作『渦』から『結』まで~」
23年 ●(対談)小山田浩子「日常=世界を書くこと」
●(対談)宮内勝典「文学は必要か?」