文章講座(夜)

担当講師:
葉山 郁生(作家)
半年3回/月曜日開催
18:30〜20:30

プルーストと小説の諸方法 Ⅲ ――さまざまの時の態様

在校生無料

葉山 郁生(作家)

 多忙ゆえに休止させてもらった私の文章講座ですが、少なからぬ方に再開してくれと要望されました。小説の文章講座では、日野チューターが基礎的なことをやっていただいているので、私の方は、モームの世界十大小説にあげられているような長編を「書くために読む」講座とします(ただし、新入生等のため、小説の書き方の基本も、三回のどこかで講義します)。
 テキストにする、葉山郁生『プルースト論 その文学を読む』(響文社、文校でも用意)は、一冊でプルーストの文学と長編小説を案内し、その深い内容を読解しようとしています。
『失われた時を求めて』は分厚い、ちくま文庫で全十巻もあります。現代小説の宝庫のように、諸方法が多々、織りこまれています。今期は、その第二篇『花咲く乙女のかげに』(ちくま文庫等)を主として取りあげます。

スケジュール

11月27日(月)
テキスト第五章解説

課題=「ある昼と夜の場面」(人称・題材自由で、小説の一節またはエッセイ。ここも「代表的一日」のモチーフ。第二篇でのプルーストの文章例は、文校ブログに掲載予定)
1月22日(月)
テキスト=『失われた時を求めて』第二篇「花咲く乙女のかげに」第一部

課題=二つの例文「ある日の私――緑の中を歩く」「野火」を参考に、⑴過去形の例、⑵前後は過去形で、その過去の中に入るときは、現在形の例、⑶現在形、ただし過去のことを振り返って語り(手)が現在から事象、真実を述べる形。この三つの時制を一作品で、あるいは短文三つで書いて下さい。(例文は、12/25文校ブログに掲載しています)
2月19日(月)
今期第二回目に提示

備考
●教材作品はかならず読んでおいてください●課題作(原稿用紙2枚)を、講座日の5日前までに、担当講師宅へ郵送のこと。提出のあった作品をすべてコピーして、皆で読みあいます。
郵送先は事務局 (06-6768-6195) までお問い合わせください。またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。