文章講座(昼)

担当講師:
日野 範之(作家)
半年3回/土曜日開催
15:00〜17:00

文章表現の基礎

在校生無料

日野 範之(作家)

 文学に対して、鑑賞者、研究者、創作者という三つの姿勢があります。もちろん私たちは創作者の立場で、いつも〈書く〉という眼を持とう。
 一、二回目は、予め宿題作を提出し、講座当日に自ら朗読発表します。原稿900字以内。恥かくことが書くことの出発点ですから、大いに挑戦を。なお、一回目の最後、希望者で名作映画を鑑賞(上映終了は6時半予定)。
 また、二回目は名作を教材にして文学方法を学ぶ。〈文学の先生〉は、何より名作古典そのものです。創作者の眼をもって読み、書き方を学ぼう。
 そして三回目は、書いてゆくための文学古典の読書案内をします。

スケジュール

10月28日(土)
文章作法①
表記法/フォーマットの仕方/漢字力を知ろう/文章の基本要素・5W1H/起承転結(序破急)/五感で書く/文章の工夫は?

宿題作=「手」(題は各自で)
説明文でなく、一エピソードとか場面を描こう。

映画『カラマーゾフの兄弟』第一部(1時間15分)
1月27日(土)
文章作法②
魅力的な題を/常套語に頼っていないか?/カタカナ語を避ける/自分独自の文体を持つ。

宿題作=「あの日 あの人」(題は各自で)
あるいは『罪と罰』から三箇所を引用、なぜ印象に残るか記す。

教材=ドストエフスキー『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)他の文庫も可。今回、第一部だけでも読了を。
(七月の初め、異常に暑いさかりの夕方近く、ひとりの青年が、S横丁にまた借りしている小さな部屋から…)
世界文化遺産の古典。1866年に書かれて151年目。
2月24日(土)
文章作法③
連作を試みる/問いを発する作品/本当に見ているのだろうか?/文章の上達には

文学勉強のために――冒頭クイズによる名作読書の薦め。

備考
⦿一、二回目…予め提出する宿題作900字以内。エッセイ、自分史、童話、詩、戯曲、いずれかで一篇。小話完結でなく、作品の冒頭でもよい。/講座のある週の月曜日まで必着、担当講師宅へ送付。遅れ原稿は次回まわしに。