詩入門講座(夜)
神尾 和寿(詩人)
●かみお・かずとし● 1958年生。詩集に、『神聖である』(1984年)から『巨人ノ星タチ』(2023年)まで、計8冊。『現代詩手帖』2024年1月号から年鑑号まで、「詩書月評」を担当。
芸術活動はこの世界に生きる者の意識的な自己表現です。そして、さまざまな分野のなかでも、「詩」は、言葉による最たる自己表現です。そうした意味では、格別なものなのかもしれません。
「詩」は、この世界で主体的に生きようとしている限り、どうしても生まれてきてしまうものでしょう。そうしたあなたの「詩」を読ませてください。同じく「詩」を書いている者として(とともに、長きにわたってしぶとく「詩」を読み書きしてきた者として)、感想や意見を述べます。添削が第一の目的ではありません。何が書きたいのか、そして、そのことはどのようにして書けるかもしれないのか、という問いを共有していきたいのです。
また、折を見て、注目している詩人の作品も紹介していきます。そのことによって、あなたの「詩」の世界がより豊かに揺らいでいくことを願っています。
スケジュール
- 11月17日(月)
- (自己紹介もかねて)私の「詩」体験
- 12月22日(月)
- 注目詩人の作品紹介(1)
- 2月16日(月)
- 注目詩人の作品紹介(2)
備考
(提出の詩作品の内容は、毎回、自由です)
⦿受講希望者は詩作品を講座日の9日前までに、大阪文学学校事務局 (〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)へ郵送または持参してください。提出作品は。40行以内で各自1篇とします。提出作品は全てコピーして講座の時に配布します。