【3/16】大阪文学学校 創立70周年記念祭
●大阪文学学校 創立70周年記念祭●
[在校生も文校OB・OGも一般の方も、どなたでも参加できます]
≪日時≫2024年3月16日(土)14:00~16:00/13:30受付開始
≪場所≫クレオ大阪東[大阪市城東区鴫野西2-1-21] 最寄り駅:JR・京橋駅/大阪メトロ・大阪ビジネスパーク駅
≪定員≫350名/入場無料〔お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切ります〕
お申込はこちらから→https://forms.gle/cfxkrCWo8VTXQQ2h8
≪式次第≫
①開会あいさつ〈5分〉/葉山郁生(大阪文学協会代表理事)
②70年の歴史をふりかえる・スライド上映〈20分〉/小原政幸(文校事務局長)
③特別スピーチ「『M-1はじめました。』の刊行に至るまで」〈20分〉/谷良一(文校夜間部生・吉本興業元取締役)
④記念講演「小説を書くという人生」〈60分〉/朝井まかて(文校修了生・直木賞作家)
⑤閉会あいさつ〈5分〉/細見和之(文校校長)
◆記念祭の終了後、紀伊國屋書店梅田本店のご協力を得て、朝井まかてさんの最新刊『秘密の花園』(日本経済新聞出版/税込2,200円)、谷良一さんの『M-1はじめました。』(東洋経済新報社/税込1,760円)の販売・サイン会をおこないます。
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【朝井 まかて】
1959(昭和34)年大阪府生まれ。甲南女子大学卒。2006年4月から1年間、大阪文学学校夜間部に在籍、その後1年間休学。在籍中、『樹林』在校生作品特集号(06年12月号)に掲載された「われら、勝手につき」やその続きものとしてクラスに提出された作品を大幅に書き直した『実さえ花さえ』で08年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞(講談社文庫では『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』と改題)。13年に歌人・中島歌子の生涯を描いた『恋歌(れんか)』で本屋が選ぶ時代小説大賞2013、14年に同書で第150回直木賞を受賞。同年『阿蘭陀西鶴(おらんださいかく)』で織田作之助賞受賞。15年、文庫化された『すかたん』が大阪ほんま本大賞に選定される。
16年『眩(くらら)』で中山義秀文学賞、17年『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下(うんじょううんげ)』で中央公論文芸賞、19年『悪玉伝』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。同年「大阪の芸術文化に貢献した」として、大阪府と大阪市から大阪文化賞を贈られる。
20年『グッドバイ』で親鸞賞、21年『類(るい)』で2020年度芸術選奨・文部科学大臣賞〈文学部門〉と柴田錬三郎賞のダブル受賞。
そのほかの著書に『白光(びゃっこう)』『ボタニカ』『朝星夜星』など、そして最新刊の『秘密の花園』がある。
20年春、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイザー”に就き、毎年春・秋の文校入学開講式に臨席し新入生を激励。
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【谷 良一】
1956(昭和31)年滋賀県生まれ。京都大学卒業後、81年吉本興業入社。横山やすし・西川きよし、笑福亭仁鶴、間寛平などのマネージャー。2001年漫才コンテスト「M-1グランプリ」を創設。10年まで同イベントのプロデューサー。16年吉本興業ホールディングス取締役、20年退任。
14年10月、大阪文学学校夜間部・小説クラスに入学し今も在籍中。各選考会で選ばれて『樹林』在特号に三度、小説やエッセイが掲載される。一方で、22年4月から文校学生委員会の委員長を務める。
23年7月、雑誌『お笑いファン』において谷河良一名義で小説家デビュー。同年11月『M-1はじめました。』を刊行。