詩入門講座(昼)
近藤 久也(詩人)
詩というものに対する思いは千差万別。でも、詩はいったい何処からやってくるのだろうか。それを考えることは、なぜ生きているのかと考えることに親和性があり、謎に満ちている。詩を書くということは、初手から空の雲を掴むような茫漠としたものにちがいないが、それを規制するものはなにもない。これほど自由なことはあるだろうか。好奇な目を自他に向ける相当に楽しい機会でもある。
スケジュール
- 11月22日(土)
- 小説家の書く詩① 素っ気ない言葉の余韻
- 1月24日(土)
- 小説家の書く詩② 自分の中にある詩
- 2月21日(土)
- 小説家の書く詩③ ストーリーにならないストーリーが詩に近づく時
備考
(提出作品の詩は上記テーマと関係なく自由にお書きください)
⦿まず10分間ほど、近藤講師がその回のテーマに即した現役詩人の詩を紹介し解説します。その後講師は、皆にコピー配布されている提出作品すべてについて1篇ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきます。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。最後に講師は、提出全作品の中で“私がいいと思った作品”を複数篇選びます。
⦿受講希望者は詩作品を、講座日の7日前までに、大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)へ郵送または持参してください。作品は各自1篇、40行以内とします。タイトルは付けてください。提出された作品はすべてコピーして講座のとき配布します。