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新刊紹介☆山下悦夫さん(通教部/86歳)エッセイ・小説集『海鳴りの詩Ⅱ』


3年前に三重県津市から奈良市へ移ってきた山下悦夫さんは、文学学校には2014年9月に入学。昼間部・佐久間クラス(本科)、同・高畠クラス(専科)を経て現在、通教部・安芸クラス(研究科)に在籍中。今回出版された『海鳴りの詩Ⅱ』(タイムズ出版)の巻末にある略歴によれば、山下さんは1931(昭和6)年に横須賀市の観音崎灯台で生をうけて以降、海洋関係の学校や仕事にずっとたずさわり、当年86歳。
『海鳴りの詩Ⅱ』には、津市で発行されている三重タイムズの「日々想々」欄に連載されていたエッセイ10編(ハマグリ、カツオ、サバ、海の唄・民謡、奈良寸描などのタイトル)と未発表だった「小説 伊勢えび」が収められている。
なお、山下さんは1年半前にも中編小説『海の挽歌』(私家版)を出されている。そのことについては、
2015年9月30日文校ブログ参照。

(小原)