小川洋子さん(Zoom出演)をお招きしての特別講座に文校教室で40名、文校外から125名がZoom視聴。
午後2時に、Zoom出演のかたちで小川洋子さんをお招きし、公開・特別講座ははじまりました。葉山郁生・大阪文学協会代表理事を聞き手として、小川文学の真髄、小説作法などを、穏やかな表情で存分に語っていただきました。
文校外Zoom視聴者からあらかじめメールで寄せられていた質問と、教室参加者のマイクを通しての質問、あわせて10数件の質問に、小川さんは丁寧に分かりやすく応えていかれました。そのなかで、「書くには、才能ではなく、執念深さが大事です」という言葉が印象深く残りました。
アウシュヴィッツの問題にも取り組んでいる細見和之・大阪文学学校校長も姿を見せ、小川さん、そしてコロナのためにまだ顔を合わせていないZoom視聴の皆さんにあいさつをしました。
盛り上がった公開講座が終わったのは、予定より30分延びて、午後4時半過ぎでした。
(小原)
祝☆朝井まかてさん(文校修了生で直木賞作家)、文学部門で2020年度芸術選奨・文部科学大臣賞を受賞。
【文化庁のHPより】
朝井まかて氏「類」は,森鷗外の末子として生まれた森類の生涯を題材として,生き生きとした筆遣いで見事に叙述された優れた小説作品である。文豪を父として持ちながら,高望みしない質素な人生をおくった類の,ひそかな愛や苦悩を,資料に基づきつつ,豊かな想像力と熟練した語り口で浮かび上がらせ,読者の共感を呼ばずにはいない。作家として高い評価を得た長姉(ちょうし)の茉莉(まり),随筆家になった次姉(じし)の杏奴(あんぬ)など,魅力的な人物を輩出した一家の,群像劇としての興味も尽きない。
『類』(集英社刊)については、
20年9月1日文校ブログ
20年9月24日文校ブログ
で紹介。
3月13日(土)午後~14日(日)午前 《通教部プレ・スクーリング》
いよいよ、あさって(6日)、小川洋子さんのZoom出演による公開・特別講座! リハーサルを終えました。◆文校教室でのZoom視聴35名、文校外のZoom視聴120名が予約。まだ受け付けます。
皆さんが楽しみにしていた、小川洋子さん(作家)をZoomでお招きしての特別講座が、いよいよ明後日(6日/土曜)に迫りました!
今夕には、小川洋子さんとの間で、Zoomがうまくつながるか、リハーサルをおこないました。新谷翔さん(夜・平野クラス)が、自宅から運んできてくれた大型スクーリンに、小川さんの柔和な表情が大写しになりました。
文校の内と外からのZoom視聴の予約は、150名を超えます。そのなかには、取材がてらの、神戸新聞、読売新聞、産経新聞の記者さんもふくまれます。
文校外視聴、教室視聴(若干名)ともにまだ受け付けます。
以下を参照してください。
1月29日文校ブログ
(小原)