文校ブログ

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《春期新入生》東京都小金井市の50代前半・女性が、三度のメール往復の上で、通教部/エッセイ・ノンフィクションクラスへ入学を決断してくれました。

きょうオンラインで届いた、小金井市の女性の決意のほどが知れる「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄を紹介します。

【今の仕事を辞めざるを得ないことになって、これからの生き方を模索している時に、偶然「大阪文学学校」の小さな記事を新聞の片隅に見つけた。調べてみると、朝井まかてさんらも学んだ、歴史ある学校らしい。幸い通信教育部があり、大阪近在に住んでいなくても学べるようだ。中でも「エッセイ・ノンフィクション」クラスに興味を持った。
日々の暮らしの中で、仕事に追われていても、日記、詩や短歌、エッセイや小説のようなものを書いていると時間を忘れる。意識的に「書く」ことに挑戦する良い機会になるのではないか。
これからをどう生きるか、私が私自身であり続けるために大事なこと、それを失わないでいるために、「書く」ことが一つの支えになるかもしれない。実は、これまでもそうであったように。
今の仕事を辞めて、二足や三足の草鞋を履いて生きていくことになるかもしれない。でも、その時の草鞋の一足が、「書く」ということであるなら、私は自分を失わずにいることができるような気がする。今はとにかく、出来ることを信じて、まずはこの新しい草鞋の履き心地を試してみよう。きっと、ずっと、遠くまで行ける。】

“好きな作家、作品”はたくさん列挙しています。
【新田次郎『アラスカ物語』『八甲田山死の彷徨』、吉村昭『高熱隧道』『破獄』、三浦綾子『塩苅峠』『泥流地帯』、真保裕一『栄光なき凱旋』、松下竜一『狼煙を見よ』、佐々木譲『武揚伝』、ブレイディみかこ『女たちのテロル』『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ほか。詩歌では八木重吉、北原白秋、与謝野晶子、時実新子など】

文校のことは、【新聞記事、おそらく毎日新聞か朝日新聞の小さな記事(今年2月)】で知ったとのことです。

(小原)