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【3/7】川端豊子さん(通教部研究科休学中)が、木山捷平文学選奨表彰式にのぞみました。笠岡放送に動画あり。

大阪文学学校通教部(休学中)の川端豊子さんは、3月7日岡山県笠岡市で行なわれた木山捷平文学選奨の表彰式に臨まれました。その文学選奨の中の第15回短編小説賞に選ばれていたからです。応募276編の中で、みごと1等賞でした。
1月31日文校ブログ参照。

表彰式の模様は、ネット上に動画として出ています。
入り方は、笠岡放送―→ニュースゆめネット―→2020/03/09

その動画に添えられている川端さんに関連する解説文を、以下に抜粋します。
【最後に、276編の応募があった笠岡市木山捷平文学選奨・短編小説賞の表彰が行われ、受賞した兵庫県神戸市の川端豊子さんに、小林市長が北木石の表彰状と副賞50万円を贈りました。
受賞作「夕焼けの音」は、主人公である50歳の家政婦が、耳が聞こえない女主人のもとで働いた半年間の出来事を綴ったフィクションで、主人公が友人の死や女主人の病気などを通して、単身赴任で別居していた夫への思いを募らせていくストーリーです。
木山捷平短編小説賞を受賞した川端豊子さんは「耳が聞こえない主人公なんですが、自分も片耳が聞こえないものですから、そういう経験も踏まえて、でも耳が聞こえにくいことを悲観的に考えていなくて、耳以外の感覚器官を通して世界を知るということにも気がついて、視覚、触覚、嗅覚といったものを通して知る世界も別の喜びがあって、そういったことを描きたいと思って書いた作品です。昨日から笠岡に泊まりで来ているんですけど、初めて来た土地でいろんな方からお祝いの言葉をいただいて、とてもありがたく思っています。特に木山捷平さんの生家に案内いただいて、それが一番印象的でとてもいい思い出を作らせていただきました。自分に分からないことこそテーマとして取り上げて、作品を書く中で自分の考えを深めて行けたらいいなと思っていますので、これからも少しの違和感とかちょっとした気づきをきっかけに、題材を見つけて丁寧にすくい取っていけたらいいなと思っています」と話していました】

(小原)