一昨日(5日)、45名の新入生を迎え、2025年度秋期の入学開講式。教室出席56名、Zoom視聴22名。朝井まかてさんの講話、第27回小野賞授与式、新入生<一言抱負>と盛りだくさん!★昨日(6日)も2名入学。まだ入学は受け付けています!
大阪文学学校は一昨日(10/5)、秋期の入学開講式【写真・①】をおこないました。
その時点で昼間部14名、夜間部17名、通教部14名で計45名の方が入学されています【昨日も札幌市(昼)、生駒市(通)から入学があり、新入生は47名に!】。進級生・継続生を合わせると、在校生総数は290名に迫ります。その他に、休学生が約80名。
45名の新入生のうち、教室での式に参加された方は愛知<2名>、徳島、岡山からの遠来組もふくめて23名。
Zoomから式の模様を視聴された方は22名いて、そのうち秋期新入生は東京3名(それぞれ通・昼・夜)と大阪1名(夜)。在校生は千葉・東京2名・徳島・長崎などの12名。ほかには、チューター3名、小野賞の最終選考委員3名。
小原政幸<文校事務局長>の司会で午後2時に始まった式ではまず、葉山郁生・大阪文学協会代表理事と細見和之・文校校長の歓迎あいさつ【写真・②】がありました。
【写真・② 左/細見 右/葉山】
そのあと、文校特別アドバイザーを引き受けていただいている直木賞作家の朝井まかてさんが約20分間、話をされました【写真・③】。新入生に熱く語りかけ、新たな門出を励まされました。
【写真・③】
第27回小野十三郎賞授与のコーナーでは、受賞者に葉山代表理事から賞状と賞金目録が手渡されました。今回の小野賞受賞作は、<詩集部門>が東京都の岡本啓(おかもと・けい)さんの『ノックがあった』、<詩評論書部門>が大阪市の江畑實(えばた・みのる)さんの『創世神話「塚本邦雄」 初期歌集の精神風景』と富山市の高橋修宏(たかはし・のぶひろ)さんの『暗闇の眼玉 鈴木六林男を巡る』の二冊でした。残念ながら、高橋さんはコロナにかかってしまい、授与式への出席はかないませんでした。
最終選考委員(詩集部門 細見和之、四元康祐、犬飼愛生/詩評論書部門 葉山郁生、添田馨、松本衆司)の6氏により、各受賞作についての寸評が述べられました。四元さん(ドイツ)、犬飼さん(愛知)、添田さん(埼玉)の3氏はオンラインで。
また、小野賞の発足からずっと共催していただいている朝日新聞社の藤橋一也・文化部大阪担当部長からも挨拶をいただきました。
授与式の取材に駆けつけられた朝日新聞と読売新聞の求めに応じて、文校の“校旗”をバックにして記念撮影がおこなわれました【写真・④】。
【写真・④ 左/岡本さん 右/江畑さん】
プログラムは進み、出席されたチューター10氏(名倉弓子、谷良一、近藤久也、津木林洋、西井隆司、高田文月、松本衆司、須藤薫子、高橋達矢、木元健二<新任/横浜市>)から新入生への励ましの言葉をいただきました。
なお、大西智子チューターと林美佐子チューター<新任/伊勢市>から事前にいただいていたメッセージも読み上げられました。
休憩をはさんで、学生委員会による活動紹介と勧誘がありました【写真・⑤】。
更に、受付で配布の<春期入学者クラス名簿>をもとに新入生紹介、事務局3名(小原、真銅孝、角田美千代)のあいさつがありました。
【写真・⑤】
入学開講式に出席されていた新入生<23名中22名>、在校生、チューターの皆さんのほとんど<小野賞受賞のお二人も>が教室に残り、午後4時40分から7時前まで、飲食付きの交流会をおこないました【写真・⑥】。50本近く用意していたビール中瓶がほとんど空いてしまうほど大盛り上がりでした。
新入生全員に、マイクを通して〈入学にあたっての一言抱負〉を述べてもらいました。
【写真・⑥/乾杯の音頭は、愛知県常滑市の新入生Hさん<昼・土曜・大西C>】
◆◆◆交流会の傍らでは、朝井まかてさんの9月新刊の長編『どら蔵』(講談社/2,250円+税)の販売・サイン会をおこないました。
朝井さんのサイン・落款入りの『どら蔵』、文校事務局で買い求められます。
(小原)