今村翔吾が総合プロデューサーをつとめる「第1回日本ドラフト文学賞」で、安西景子さん(文校修了生)の長編が、応募総数820作品中、最終候補12作に残る! 惜しくも、出版社から指名されず!
昨年11月に作家の今村翔吾さんを中心に設立された「日本ドラフト文学賞」。その第1回最終選考会が2次選考通過の12作を対象にして10月5日、佐賀新聞社本社で開催されました。
安西景子さん<大阪文学学校・夜間部に2015年3月まで3年間在籍>の長編エンタメ「リングの神様、もう少しだけ」が2次通過の12作まで残っていましたが、残念ながら、参加出版社4社のどこからもドラフト指名されませんでした。
「日本ドラフト文学賞」は、複数の出版社によるドラフト制度により、プロ作家の輩出を目指す文学賞とのことです。200~500枚の長編エンタメ作品が対象。過去になんらかの賞に応募した作品、また他の文学賞で最終候補作になった作品でも、応募を受け付けるとのことです。
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最終まで残ったことを知らせてくれた安西さんの文校あてメールには、「12名のうち半分はその場で出版社と契約し、あとの半分は残念でした、どうぞお帰りください、というあまりにもシビアな現実を目の前で突きつけられ、今は悔しさよりも来年同じ場所で絶対に今年の雪辱を果たすという意欲に燃えています。」とありました。
その意気やよし!
(小原)