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新刊紹介☆朝井まかてさん(文校修了生で直木賞作家)『類』(集英社/1900円+税/500頁)

《8/26朝日新聞(朝)での集英社の広告より》

朝井まかてさんには、本を出すたびに“著者代送”というかたちでそれぞれの出版社から、文校図書室に著書を届けていただいています。今回は、集英社文芸編集部から『類』がとどきました。ありがとうございます。
『類』の初出は、「小説すばる」誌上で2017年12月号から20年2月号まで隔月で計14回連載されていたものです。
その単行本にはさまれていた集英社の新刊紹介のリーフレットには、『類(るい)』に関して【明治の文豪の家に生まれた宿命を背負い、何者かであろうともがき続けた鷗外の末子、森類。その愛と苦悩に満ちた生涯が鮮やかによみがえる、著者畢生の大作!】と謳われています。
たしかに、大作には違いなく、文校図書室にズラッと並んでいる朝井さんの著書の中では最も分厚いものになりました。

●朝井まかてさんは、2006年4月から大阪文学学校・夜間部に1年間在籍、その後1年間休学。在籍中、「われら、勝手につき」が『樹林』在特号(06年12月号)に掲載される。
14年、『恋歌(れんか)』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴(おらんださいかく)』で第31回織田作之助賞。16年、『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞。17年、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞。18年、『雲上雲下(うんじょううんげ)』で第13回中央公論文芸賞。19年、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞を受賞。

●朝井まかてさんには今春、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイバー”に就任していただきました。

(小原)