文校ブログ

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作品未提出の通教生のみなさんへ。

今春期2回目の作品をまだ提出していない通教生58名の方へ、今夕、激励のハガキを投函しました。
以下のような文面です。
        *
 コロナ禍にくわえ、蒸し暑い日が続きますが、お元気でしょうか。
 通教部の22年度春期第二回提出作品の締切は一応、7月2日(土)でした。しかしながら、貴方からはまだ作品が届いていません。
 スクーリングのテキストとなる通教部作品集(『樹林』8・9月合併号)の掲載対象からははずれますが、提出作品は二週おくれの7月16日(土)まで受け付け、担当講師からアドバイス批評(個別評)は得られます。「文校ニュース」作品評にも載ります。
 あきらめてはいけません。誰しも〝締切〟との闘いのなかで書いています。尻切れとんぼでも結構ですから、ともかく書いて一日も早く、事務局まで作品を届けてください。作品を提出することが、文学学校と緊密につながれる最善の方途です。その作品は希望するなら、プレ・スクーリングの合評俎上に載せることができます。
 なお、このハガキと提出作品が行き違いになる方もあるかと存じますが、ご了承ください。

8/11(山の日)文校で“阪田清子展”オープニングイベント。◆金時鐘さん、細見和之さんも出演!

《2022年秋期(10月開講)入学》2人目。神戸市の女性が夜間部・西井クラスへ。秋期からの1年間の学費に上乗せして、今週8日(金)から組会に加わります。

7月1日(金)の夜、本科小説・西村クラスの合評会を見学された女性がいました。クラス終了後、事務局にきてもらい、どんなことを書きたいのか、どんな生き方をしてきたのか、などいろいろ話してもらいました。
こういう人こそ、文校でもまれながら書き込んでいってほしい、という気持ちをつよく抱かせられました。
今すぐにでも書き始めたい、10月まで待てないという意向を受けとめ、10月からの1年間の学費(一括払い12万9千円)に一定額を上乗せすることで、来週の金曜日から西井クラスに正式に加わっていただいてもけっこうです、ということでその晩は分かれたのでした。

翌2日(土)夕方、ぼくのほうから電話してみました。家族とも話しあい、入学の気持ちに揺らぎはないとのことでした。
4日(月)、オンラインで正式に「入学申込書」が届きました。

担当することになる西井チューターに、「見学された神戸市の女性、入学することになりましたよ」とお知らせしたら、「新しい仲間が加われば、クラスの皆さんはとても喜ぶことでしょう」とのことでした。
さっそく8日(金)の合評作品を添付ファイルで事務局に届けてもらい、神戸市の女性に転送しました。

(小原)

『樹林』在特(11月)号応募の締切は、9日(土)午後3時厳守。

『樹林』在特(11月)号への応募は、7月9日(土)午後3時、ぜったい厳守とのことです。土曜日の郵便は、速達およびレターパックしか配達されなくなっていますので、ご注意のほどを!
文校持ち込みも、同じく午後3時までです。
その日、午前中から学生委員会・在特部は5名ほど教室に集まり、作品の分類やリスト作り、発送作業をおこないます。
“作品応募規定”などは、5月下旬および6月中旬と2度、全校生に配布・郵送した「『樹林』2022年11月号(在校生作品特集号)掲載作品および選考委員募集のお知らせ」(大阪文学学校学生委員会在特部発行)をご覧ください。

6月3日文校ブログ参照

(小原)

【新入生の著作紹介】安江俊明さん(通教部・高橋クラス)『作家・奥田継夫とわたし』

大津市の安江俊明さんは、71歳。今春、飛び級で通教部小説専科・高橋クラスへ入学されました。2015年まで毎日放送に勤務し、放送記者などを歴任されています。14年には、大阪出身の元日本兵・利田銀三郎さんの人生の軌跡を描いた『銀さん帰還せず~タイ残留元日本兵の軌跡~』で第25回週刊金曜日ルポルタージュ大賞の佳作に入賞されています。

安江さんが文校に入学される以前、21年末に刊行された『作家・奥田継夫とわたし』(非売品)は、学童疎開を描いた児童文学『ボクちゃんの戦場』の著者である奥田継夫さんを囲む「みる会」の20年間の歴史を振り返ったものです。
奥田継夫さんは、講師をしていただくなど大阪文学学校とも縁のあった方です。

以下、『作家・奥田継夫とわたし』の巻末に収められている安江さんの“著者あとがき”を抜粋して紹介します。
【作家・奥田継夫のことはこれまで幾多の新聞記事や雑誌を始めとするマスメディアで紹介されて来た。
 しかし、彼が二〇〇〇年末に親しい人々との交流の場であったBARみーるを閉めてから、それに代わる新たな出会いの場として開いた「みる会」の活動については案外知られていない。
 そのみる会を奥田氏と一緒に立ち上げてきた一人であるわたしは、いつかその活動についてまとめてみたいと思うようになっていた。
・・・・・・《略》・・・・・・
 二〇〇一年(平成十三年)から始まった「みる会」の活動は、古代神話・古代史を軸として進められた。古代の隠された実相がコンダクター・奥田継夫が振るタクトで会員に提示され、それに呼応して会員がそれぞれの楽器を奏でてゆく。ハモる時、不協和音の時、そして癒しの時。奏者は様々な感情を共有する。
・・・・・・《略》・・・・・・
今回奥田継夫先生をはじめ、会員各位の絶大なるご協力により、みる会を記録する貴重な機会を得たことは、著者の無上の喜びとするところである。・・・・・・《略》・・・・・・】

◎安江さんからの申し出として、『作家・奥田継夫とわたし』に関心のある文校生に何冊かお分けしたい、とのことです。希望者は文校事務局まで連絡ください。安江さんに取り次ぎたいと思います。

(文校事務局・小原)