文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

今夜の“詩の連続講座”に15名出席 ◆次回の公開講座は、6月11日(土)午後3時から昼・詩の連続講座(作品締切は6/4)

冨上芳秀チューターが担当する公開・詩の連続講座(春期1回目)は、今夜6時30分から、15名の出席でおこなわれました【写真】。うち、春の新入生3名、文校修了生1名、一般1名。
あらかじめの作品提出は14名で、一人をのぞき全員出席。

◎次回の公開講座は、6月11日(土)午後3時から、昼・詩の連続講座(春期1回目)です。山田兼士チューターは体調が思わしくないため、代わりに中塚鞠子チューターが担当します。
その講座の課題作品の提出締切は、6月4日(土)です。文校事務局まで。

(小原)

今夜の2名で、今春の新入生は72名に! 60代女性が夜・詩エッセイ・高田クラスへ、50代男性が夜・小説・西村クラスへ。

クラス見学を経て今夜から正式に、大阪市の女性が詩エッセイ・高田クラスに加わりました。また、2クラスを見学された和歌山市の男性も小説・西村クラスへ入学されました。
4月10日の入学開講式から1ト月半立ちましたので、お二人ともに年間学費を1万〇千円割り引かせていただきました。

★まだ、春期生の入学を受け付けています。
★昼・夜間部のクラスゼミ見学希望の方、連絡待っています。

(文校事務局・小原)

6/26(日)通信教育部スクーリングの案内。プレ・スクは25日午後~26日午前。

◆今日、全国の通教部生149名に向けて次の3点を郵送しました。
①『樹林』7月号(通教部作品集)掲載作および作者の一覧表
②6/26通教部スクーリングおよび前段のプレ・スクの案内チラシ
③スクーリング出欠はがき(6/10必着で投函)

●新入生「ハガキ一枚」課題●・・・作品発表・第3弾【夜間部・永長景虎<えいなが・かげとら>さん/昼間部・ニシオアイさん】

今春の新入生70名のみなさんに提出をもとめている〈課題ハガキ〉の既着分のなかから印象的な作品を紹介する第3弾は、永長景虎さん(夜間部/21歳)とニシオアイさん(夜間部/30代)のものです。
第1弾は友定ますみさんの作品(5/21文校ブログ)、第2弾は林隆司さん、千智さん二人の作品(5/26文校ブログ)でした。 
〈課題ハガキ〉の締切は、6月3日(月)必着です。提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
ハガキの代わりに、メールで送っていただいてもかまいません。 (小原)

        ☆       ☆ 
 最近強く思うこと   永長景虎(夜・小説・西井c 神戸市)

 僕と同年代の人々は今まさしく社会に飛び立とうとしている。そんな中、最近強く思うことは、新卒で就職する人が少なくなっているんじゃないかということ。これはただの肌感でしかなく、実態がどうなってるかは分からない。ただ僕の周りでは、Youtuber・インフルエンサー、留学、学生起業、大学院進学、アーティスト志望などなど、新しい道を目指す人たちが目立つ。もしかしたらコロナの影響かもしれないし、「働く」ことの認識が変わってきているからかもしれない。そして僕もまた、「小説」という道を選択し、いわゆる「変わり者」たちの仲間入りを目指しているわけである。ただ、小説を書くというのは、「新しいこと」とは少し違う気がする。ある意味ものすごく原始的な行為に思えるのだ。僕自身としても、小説を書き始めた動機は、別に新しいことをしたかったからではなく、僕の中の最も古い感情を取り出すとそこに小説があったからというイメージに近い。
 といっても昨今の文学には、新しい社会問題が存分に盛り込まれている。LGBTQやコロナといった。だが名作と呼ばれる作品には必ず、トレンドだけではない、何千年も昔から人間の中にあるような普遍的な何かが物語に組み込まれていると僕は思う。そんな人間の普遍性を描いた、古くて新しい作品、トレンドとクラシックが混ざったような作品をこれからたくさん読んでいきたいし、自分自身書けるように挑戦していきたい。

        ☆       ☆ 
 最近強く思うこと「開き直りは照れ隠し」
           ニシオアイ(昼・小説・佐伯c 大阪府)

 物語を作るにあたって、文章の書き方本やらハリウッドの脚本術やら、片っ端から色んな教本を読み漁って勉強しました。元々勉強大好きマンなので。その中に必ずと言っていいほど、基本的なテクニックとして「作者の恥部を見せろ」と書いてあります。作者が恥と思っている部分にこそ、真に面白いものが書ける種があると。
 だからといって、額面通り鵜呑みにして「ほら見て見て! 恥部だよォ!」と、ただ開けっぴろげにして見せびらかせばいいものではない気がする。そこまでの開き直りは、照れ隠し。他人の恥部を覗き見したい変態さん=読者の気持ちを考えて、その人がちゃんとそそるようなムードのある見せ方を工夫しなければならないんだと、最近強く思っています。照明を落としたり、お香を焚いたり、BGMを流したり、衣装を変えたり、ポーズをとったり・・・・・・とか、言うだけは簡単なんですが・・・・・・。日々、七転八倒しています。
 なんにせよ、変態さんたちの反応がダイレクトに見られる文学学校は、最高のストリップ劇場ですね。なんちゅーこと言うんや。

今朝(27日)の朝日新聞・文化面で、金時鐘さんが韓国の詩人・金芝河<キム・ジハ>さんを悼みながら語っています。

25日の朝日新聞夕刊・社会面に引き続き、今日(27日)の朝日新聞朝刊・文化面に、詩人の金時鐘さんが登場しています。
金時鐘(キム・シジョン)さんには、“大阪文学学校特別アドバイザー”の任を引き受けていただいています。(もう一人の特別アドバイザーは、直木賞作家の朝井まかてさん)

◆藤原書店より、『金時鐘コレクション』全12巻刊行中。この1月に7冊目(『Ⅲ――海鳴りのなかを 長篇詩集「新潟」ほか未刊詩篇』)が配本されました。文校の図書室には今までに刊行された7冊全て揃っています。

(小原)