第27回小野十三郎賞の募集要項を発送
1954年大阪文学学校の創設から37年間、校長を務められた小野十三郎さん(1996年没)の多彩な詩業を記念し、全国の創造的な書き手たちを奨励していこうとしている小野賞。文校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(葉山郁生代表理事)が主催しています。共催は朝日新聞社。後援は桃谷容子基金と澪標。
今日(月曜)の午後、6年前から小野賞事務局を担当している高田文月さん(夜間部チューター)を中心に、葉山代表理事と文校事務局も加わって、今年度・第27回の募集要項【上・画像】を作って3つ折りにし、封筒詰め、住所ラベル貼り、切手貼りの作業をしました。
細見和之・文校校長がリスト化した「代表的な詩誌と各県の詩人協会」へ53通、「小野賞募集」告知記事のお願い文を添えて関西の新聞社へ9通を谷町郵便局のポストから発送しました。
☆新刊紹介★木下昌輝さん(4度、直木賞候補/文校修了生)の歴史エッセイ集『プロの小説家が教える 歴史作家のマル秘ネタ帳』(双葉社/1,800円+税)
●木下昌輝さんは、2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。 『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)、『秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)、と今までに4度、直木賞候補。
●木下昌輝さんからは、著書が刊行されるたびに、その刊行元の出版社を通じ、“著者代送”というかたちで、文校図書館に献本していただいています。このたびの新刊『プロの小説家が教える 歴史作家のマル秘ネタ帳』(双葉社)もそうでした。ありがとうございます。
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今朝(19日)の朝日新聞・読書欄の下のほうに、次のような木下昌輝箸『愚道一休』の広告が集英社から出ています。
◎渡辺淳一文学賞の受賞については、4月5日・文校ブログ参照。
◎新田次郎文学賞の受賞については、4月14日・文校ブログ参照。
(小原)
★課題作品を提出し、4種類の公開講座に出席しよう★一般の方も、文校生と同一受講料で参加できます★◎5/19<月>夜・小説(エッセイ)入門講座の作品締切は5/12<月> ◎5/31<土>昼・小説(エッセイ)入門講座の締切は5/9<金>[最終5/16]
≪大阪文学学校HP‘公開講座’に詳細が載っています≫
★大阪文学学校OBで文學界新人賞受賞歴のある馳平啓樹(はせひら・ひろき)さんが23年春期から担当する公開「昼・小説(エッセイ)入門講座」。半年前に、それまでの「昼・文章講座」から名称を改め、それにふさわしい内容をめざします。また、一般の方の受講料をひきさげて在校生と同一額にして、自由闊達な文校の魅力をより広く伝えていきます。
全3回のうち1回目[5月31日(土)]は、“自分にしか書けないことを書く”がテーマです。課題は、【人生の大きな転機となった出来事】とし、小説又はエッセイで書いてください。
◎前回3月の馳平講座については、25年3月17日・文校ブログ参照。
■■備考■■
○課題作は小説又はエッセイでお願いします。
○課題がうまく書けない方は自由に書いて頂いても構いません。
○字数の目安は1000字でお願いします。
○提出の最終期限は各講座の15日前。22日前までの提出にご協力お願いします。
○作品の提出は大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)まで郵送または持参でお願いします。
Ⓐ公開講座のうち昼・小説(エッセイ)入門講座に限って、教室受講にくわえZoom配信をおこないます。持参してきたパソコンを操作しながら、馳平講師はパワーポイントを使って、自作の教材をスクリーンに映し出しつつ、1時間余り講義をします。その後、全提出作品の中から講師が選びだした作品10数編のそれぞれの作者が、マイクあるいはZoom越しに自作朗読をおこないます。講師は、それらの作品に対して優れている点などを指摘します。また、講座の始まる前に、講師は提出作品すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を書いたA4紙を配ります。
Ⓑ3回の講座のうち、[1回目]の作品提出は入学1年までの在校生と一般に限定します。2年生以上の文校生および修了生は、教室聴講とZoom視聴のみ(どちらも受講料500円)。[2回目][3回目]には制限は設けず、すべての在校生・修了生・一般が作品を提出できます。
■■Zoom受講について■■
◎Zoom受講料 一般・文校生・修了生とも同一
・視聴費3回分セット料金1500円+作品提出を希望する回数×500円
(上記Ⓑの項目にご注意ください)
◎申込方法
・名前、住所、電話番号および所属(一般、文校クラス名、休学、OB、『樹林』購読)を明記のうえ、文校事務局あてメールをください。
・受講料は、3回分をまとめて、郵便振替「00940-0-16991 大阪文学学校」または、ゆうちょ銀行「14160・2064271 (社)大阪文学協会 ※他金融機関からの場合【店名】四一八(読み ヨンイチハチ)【店番】418【預金種目】普通預金【口座番号】0206427」で振り込んでください。(申込名と振込人名義が異なる場合は、事前にご連絡ください)
・申込メールおよび入金を確認でき次第、視聴用のパスコードを事務局からメールで送信します。講座の前日に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、パスコードを入力すると、視聴することができます。パスコードは半年3回分とも同じです。
・講座の[2回目]から、あるいは[3回目]のみ視聴される方は、事務局までお問い合わせください。
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●津木林洋チューター担当の5/19「夜・小説(エッセイ)入門講座」の作品締切は、5/12<月>です。課題、もしくは自由題のどちらかを本文800字程度で書き、それをpdfファイルにし、次のアドレスまでメール添付で送ってください。 bunsyokoza@yahoo.co.jp ※@は半角に置き換えてください。
ネット環境のない方は、課題作品を文校事務局まで持参、もしくは郵送していただければ、その後の手順を事務局で説明します。
●その他の公開講座の課題作品の締切日と開催日は次のとおりです。
◎昼・詩入門講座〔近藤久也〕 5/17<土>締切―→5/24<土>開催
◎夜・詩入門講座〔冨上芳秀〕 5/24<土>締切―→6/2<月>開催
どちらの詩入門講座も、提出作品は1編、40行以内とします。
提出は大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)まで郵送または持参してください。メールでは受け付けません。
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◆昼・夜/小説(エッセイ)入門講座、昼・夜/詩入門講座の受講料は1回につき、在校生・休学生・OB・一般すべての皆さんが同一の1000円です。どなたでも事前にそれぞれの課題作品を提出できて、講座のとき講師や参加者からいろいろな感想・批評を受けられます。
『季刊文科』99号【同人雑誌季評】・・・“面白く読んだ”として、『樹林』在特(24年11月)号から、森田晏史、永井温人、竹内華子、康玲子の小説が挙がる。修了生が同人誌で発表した小説も多数。同誌には、通教部生・河内康がエッセイを寄稿。
◆全国文芸誌『季刊文科』99号〈25年春季号〉の〝同人雑誌季評〟(評:谷村順一)で取り上げられた小説は、上の画像《赤の傍線が文校関係者》のほかに、次の文校修了生2名が文校系同人誌に掲載した小説が高評価をうけています。( )内は同人誌名と号数。
◎藤本あずさ「希望、あるいはまだここにないよいことについて」(黄色い潜水艦・77号)=⇒2ページ近く論評
◎尾代余音「可視光と」(せる・127号)=⇒1ページ近く論評
◆同誌の河中郁男さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生4名の文校系同人誌掲載の小説は次のとおりです。( )内は同人誌名と号数。
◎森口順子「暗峠を越えて」(飢餓祭・52号)=⇒3ページにわたって論評
◎塩見千幸「あの、夏のできごと」(babel・7号)=⇒3ページ余り論評
◎藤本あずさ「希望、あるいはまだここにないよいことについて」(黄色い潜水艦・77号)=⇒3ページ余り論評
◎望月なな「なぞる」(mon・22号)=⇒3ページ半の論評
◆また同誌には、河内康(通教部専科・塚田クラス/栃木県)がエッセイ「短篇の効用」を寄せています。
(小原)
【大阪文学学校学生委員会より】◆4/21(月)午後7時~第1回学生委員会にどなたでも◆5/18(日)午後1時~新入生歓迎・文学散歩[郡山城址・薬師寺・唐招提寺]の申込急いでください。福井県の通教部新入生・78歳女性が申込第1号。
◆大阪文学学校学生委員会の委員を募集しています。
各クラスからいろんな人が集まってきます。
新入生、大歓迎! 新入生以外も、大歓迎!
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。
●役員や担当を決める春期第1回学生員会は、4月21日(月)午後7時から、文校教室でおこないます。希望があれば、オンライン(Zoom)でも参加できます。
◆春の新入生歓迎・文学散歩[郡山城址・薬師寺・唐招提寺]は、5/18(日)午後1時、近鉄橿原線・郡山駅出口に集合です。
申込は、文学散歩を主催する学生員会イベント部あて、メールか電話で。
または、事務局内の委員会BOXまで。
懇親会の予約の関係で、申込を急いでください。