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『季刊文科』93号【その①/転載】・・・『樹林』通教部作品集(23年2・3月合併号)に掲載されていた湯谷大志さん(当時・塚田クラス/埼玉県)の小説「ゲロ味フラペチーノ」が、全国文芸誌『季刊文科』93号〈秋季号〉に転載される! ◆夜間部平野クラス・井川真澄さんの小説「自由の女神」も所属同人誌から転載される。


〈『季刊文科』2023年秋季号(93号)の目次〉


『樹林』通教部作品集(23年2・3月合併号)
↓(転載)


『季刊文科』93号〈23年秋季号〉

埼玉県所沢市市在住で、この3月まで大阪文学学校通教部本科・塚田クラスに在籍していた湯谷大志<ゆたに・だいし>さんの、『樹林』通教部作品集(23年2・3月合併号/通巻690)に掲載されていた小説「ゲロ味フラペチーノ」(35枚)が、このほど発行された『季刊文科』(鳥影社・刊)93号〈23年秋季号〉に転載されています。塚田源秀チューターの推薦で『樹林』通教号に載っていた作品です。

◎過去には、『樹林』通教部作品集に掲載された小説が全国の同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』(文藝春秋・刊)に転載された方が3名います。
現在も通教部に在籍中の森上晶さん(もりがみ・あきら/2020年下半期・同人雑誌優秀作)、修了生の南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期・同人雑誌優秀作)、修了生の渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期・同人雑誌優秀作)。

◆『季刊文科』93号には、現夜間部生の井川真澄さんの小説「自由の女神」(95枚)も、文校関係者のつどう同人誌『てくる』32号から転載されています。大阪市在住の井川さんは2014年春入学の文校10年生で現在、夜間部・平野千景クラスに在籍中。

●『季刊文科』は、通販のアマゾンで買い求められます。

(小原)

☆新刊紹介★木下昌輝さん(3度、直木賞候補/文校修了生)『剣、花に殉ず』(角川書店/1,900円+税)

●木下昌輝さんは、『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)と今までに3度、直木賞候補。
2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。
14年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は15年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞、第33回咲くやこの花賞を受賞した。
19年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、20年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞を受賞。
近著に、『戀童夢幻(れんどうむげん)』(新潮社)、『応仁悪童伝』(角川春樹事務所)、『孤剣(こけん)の涯て(はて)』(文藝春秋)、『戦国十二刻 女人阿修羅』(光文社)。
17年11月に、文校教室で「作家になるための努力の仕方」と題して講演。講演録は、『樹林』18年5月号(Vol.640)に収載。

●木下昌輝さんからは、著書が刊行されるたびに、その刊行元の出版社を通じ、“著者代送”というかたちで、文校図書館に献本していただいています。ありがとうございます。

(小原)

明日(26日/火曜)昼・夜、今秋4日目の体験入学(オープンキャンパス)。お気軽にどなたでもどうぞ!◆今夜の学生員会に9名出席。10月からの新学期の活動について話し合う。

◆明日(26日)は、今秋3回目の一日体験入学(オープンキャンパス)です。
昼の部は午後2時~4時、夜の部は午後6時30分~8時30分を予定しています。
大阪文学学校がどういうところか見てみたい方、
また入校を検討されている方、
どなたでもお気軽にお越しください。

◎体験入学は、残すところ、明日・26日(火)昼・夜と、29日(金)昼・夜の開催です。
それらに、何度(昼も夜も)参加していただいても結構です。
事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。

●体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

9/23(土)トークイベントで、 藤岡陽子さん(文校修了生)が創作作法を率直に語る。★藤岡さん原作のドラマ『満天のゴール』が明日(26日)pm10~NHK総合で放送。★藤岡さん原作の映画『おしょりん』が11/3から全国ロードショー。


[右]藤岡陽子さん、[左]隆祥館書店の二村知子さん

一昨日・23日(土/祝)、文校近くの隆祥館書店にて、藤岡陽子さんのトークイベントがありました。参加者は30数名、ほかにリモート参加5名。新刊『リラの花咲くけものみち』(光文社/1,870円)を最初の話題に、司会の隆祥館店主の二村知子さんの質問に応えるかたちで、藤岡さんは自身の創作方法や創作秘話を余すことなく語ってくれました。「デビューして15年、出した本は19冊になるが、最初の頃は編集者の赤ペンだらけだった。やっと今、自分の作品に自分でダメだしできるようになった。」「『おしょりん』はわたしにとって初めての時代小説で、昔のことを調べるために1日1行しか進まない日もあった。」「過疎地の在宅医療のことを書こうとしていたとき、ほんとに偶然にママ友の知りあいにその方面の医者がいて、気軽に取材に応じてもらえた。」などなど……。

藤岡陽子さんは、大阪文学学校の夜間部に1999年4月から1年間、さらに2006年10月から昼間部に1年間在籍されています。
一昨日のイベントの時、藤岡さん自身からも、司会の二村さんからも、文校の宣伝をしていただきました。

★藤岡陽子さんの小説はよく、テレビドラマ化、映画化されています。≪以下、『小説宝石』23年8月号に収録されている「藤岡陽子クロニカル/全作品自作解説」を参照した≫
◎藤岡さんが30歳の時に入学した東京の看護学校をモデルにして、看護の理想と現実をリアルに描いたデビュー作『いつまでも白い羽根』(光文社文庫)は、18年4月に東海テレビ・フジテレビ系でドラマ化。
◎京都府の丹後半島を舞台に過疎地医療を題材にした『満天のゴール』(小学館文庫)は今年、NHKでテレビドラマ化。
◎史実をもとに、明治時代に福井県で眼鏡産業を興した増永兄弟とその家族を描いた、挑戦と情熱と愛の物語『おしょりん』(ポプラ文庫)が映画となって、10/20福井市先行公開、11/3全国ロードショー。

(小原)

【9/23(土)】朝日新聞<朝>社会・総合面<31面>・・・第25回小野十三郎賞〈詩集部門〉に江口節さん、〈詩評論書部門〉特別奨励賞に青木由弥子さん

◆賞金は、江口節さんに30万円、青木由弥子さんに10万円です。

◆大阪文学学校発行の文芸誌『樹林』12月(秋期)号で、第25回小野十三郎賞の受賞者(二氏)の「受賞の言葉」や詩部門・詩評論書部門それぞれの選評(七氏)を掲載します。

9月22日・文校ブログ参照

(小原)