文校ブログ

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第173回芥川賞・直木賞は、どちらも「該当作なし」。夏木志朋さん<大阪文学学校修了生>、直木賞(初ノミネート)受賞ならず!★次作に期待します。

夏木志朋さん(なつき・しほ/17年3月まで1年間、文校昼間部に在籍)の中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社>がノミネートされていた第173回直木三十五賞の選考会が、今夕4時から東京でおこなわれました。

事務局の業務をこなしながら、僕と角田(真銅は今日お休み)は、パソコン上で“ニコニコ動画”の芥川賞・直木賞の選考会中継を見ていました。一方で、夏木さんが受賞した場合を想定し、新聞・テレビ等の取材に備えて、夏木さんの文校在籍時の担当チューターだった森口透さんと何度も電話で話し合いました。
6時ごろ、受賞会見場の掲示板に「芥川賞 該当作なし」の紙が張り出され、次いで8時前に「直木賞 該当作なし」が張り出されました。
残念ながら、夏木さんの名前と『Nの逸脱』は出てきませんでした。
大阪文学学校71年の歴史の中で、第50回(1964年)芥川賞の田辺聖子さん、第122回(2000年)芥川賞の玄月さん、第150回(2014年)直木賞の朝井まかてさんにつづく快挙はなりませんでしたが、ノミネート発表からこの1カ月間、文校の関係者をワクワクさせてくれました。
直木賞をつかみとるまで、さらなる精進に期待します。

文校生の皆さん! まだ『Nの逸脱』を読んでいない方はぜひ読んで、どこが優れているのか、自分なりに研究し、自分の作品に生かしてください。
そのことが、夏木さんへの応援にもつながります。

●夏木さんや『Nの逸脱』については、25年7月9日・文校ブログに載っています。

(小原)