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【大阪文学学校学生委員会より】・・・◆4/22(月)午後7時~第1回学生委員会にどなたでも。◆5/12(日)午後1時~新入生歓迎・文学散歩[大阪四天王寺界隈]の申込急いでください。

◆大阪文学学校学生委員会の委員を募集しています。
各クラスからいろんな人が集まってきます。
新入生、大歓迎! 新入生以外も、大歓迎!
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。
4/7入学式の時、すでに4名の新入生が名乗りを上げています。うち一人は静岡市の通教部生で、オンライン(Zoom)から参加予定です。
●役員や担当を決める春期第1回学生員会は、4月22日(月)午後7時から、文校教室でおこないます。希望があれば、Zoomでも参加できます。


◆春の新入生歓迎・文学散歩[大阪四天王寺界隈]は、5/12(日)午後1時、大阪メトロ谷町線/四天王寺前夕陽ヶ丘駅4番出口(地上)に集合です。 
申込は、文学散歩を主催する学生員会イベント部あて、メールか電話で。
または、事務局内の委員会BOXまで。
懇親会(2次会)の予約の関係で、申込を急いでください。

第26回小野十三郎賞の募集要項を発送

1954年大阪文学学校の創設から37年間、校長を務められた小野十三郎さん(1996年没)の多彩な詩業を記念し、全国の創造的な書き手たちを奨励していこうとしている小野賞。文校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(葉山郁生代表理事)が主催しています。共催は朝日新聞社。
昨日(金曜)、5年前から小野賞事務局を担当している高田文月さん(夜間部チューター)と文校事務局で、今年度・第26回の募集要項【上】を作って3つ折りにし、封筒詰め・住所ラベル貼り・切手貼りの作業をしました。
そして今日までに、谷町郵便局のポストから、全国の図書館、出版社、各地詩人会、同人誌発行所、詩人たち、文校チューターに発送を終えました。総計440通にのぼりました。

(小原)

第50回明石市文芸祭・小説部門で、菱田律子さん(大阪文学学校昼間部生)の作品「ぼくは0さい!」(12枚)が“議長賞”<第2席>に選ばれる。応募93作。

和歌山市の菱田律子さんは、文校昼間部・小説研究科・伊藤宏クラスに在籍中。
ただいま学生委員会が編集中の『樹林』在校生作品特集号(6月号)にも、選考会で選ばれたエッセイ「脱『整理整頓』」(15枚)が載ります。その作品の末尾に添えられている自己紹介によると、菱田さんは<矯正職員として少年院や刑務所で三十七年間勤務、定年退職後は御縁があって龍谷大学矯正・保護課程の講師として「矯正教育学」を八年間担当>していたとのこと。

明石市文芸祭・小説部門の選者を務めている佐伯敏光・文校昼間部チューターによる“総評”では、次のように触れられています。
――――議長賞「ぼくは0さい!」の語り手は超低出生体重児で生まれたぼくで、予定日よりずいぶん早かったからまだ0歳。その視点から描く母への労り、戸惑う父の姿。存在への喜び、そして祈り。日を追っての体重増加が、生命の鼓動のように伝わってくる。

(小原)

一般財団法人おおさか創造千島財団が運営するWebメディア「paperC」で、4/28(日)文校特別講座(ゲスト;吉増剛造)が紹介される!

【次をクリック!】
https://paperc.info/event/32757
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【以下、「paperC」より】
大阪文学学校で4月28日(日)、吉増剛造を迎えた特別講座「詩とは何か――土方巽の舞踏言語をめぐって」が開講。
現代詩を代表する詩人が語る、暗黒舞踏を生み出した男の言語とは。

詩人・吉増剛造による特別講座「詩とは何か――土方巽(ひじかたたつみ)の舞踏言語をめぐって」が大阪文学学校の特別講座として開講される。

吉増剛造は1939年に東京で生まれ、1964年に第一詩集『出発』(新芸術社)を刊行。詩集『黄金詩篇』(思潮社、1970年)が高見順賞を受賞し、詩壇を席巻する。以降、詩作と並行して朗読パフォーマンスや他ジャンルとのコラボレーションの実践も精力的に展開。主な詩集に『オシリス、石ノ神』(思潮社、1984年/現代詩花椿賞受賞)、『怪物君』(みすず書房、2016年)ほか多数。近年では、オルタナティブロックバンド・空間現代との共演を収めた『背 se』(七里圭監督、2021年)、映画作家ジョナス・メカスを悼む姿を追った『眩暈 VERTIGO』(井上春生監督、2022年)など、ドキュメンタリー映画で取り上げられることも多い。

本講座のテーマに挙げられた土方巽は、「暗黒舞踏」と称し、前衛舞踏の様式を確立させた舞踏家だ。吉増は大野一雄をはじめとする舞踏家との交流も深く、土方とは1968年の公演で立ち会って以来、1986年に亡くなるまで接し続けた。『慈悲心鳥がバサバサと骨の羽を拡げてくる』(書肆山田、1992年)は、土方の語りを収めたテープを吉増が筆録したものである。

詩人、文芸評論家の倉橋健一を聞き手として、吉増は土方の「舞踏言語」をどのように語るのだろうか。貴重な機会にぜひ足を運んでほしい。なお、前日の4月27日(土)には、西成区萩之茶屋の大衆立飲酒場「難波屋」にて、第22回小野十三郎賞受賞者である詩人の今野和代のプロデュースにより、吉増をゲストに招いた「横断する日—ポエトリーセッション」も開催される予定。あわせて要注目だ。

月吹文香さん(大阪文学学校修了生)が、“R-18文学賞”大賞受賞作を表題作とする小説集『赤い星々は沈まない』を新潮社から刊行!

堺市の月吹文香<つぶき・ふみか>さんは、大阪文学学校へは2014年4月入学で、昼間部・森口クラスに半年、夜間部・尼子クラスに半年在籍されています。そして19年4月、小説「赤い星々は沈まない」(50枚)で“女による女のためのR-18文学賞”(主催・新潮社)大賞を受賞されています。その時の名義は月吹友香<ともか>。応募総数832編中の1等賞。
受賞作、受賞の言葉に加え、選考委員お二人(三浦しをん、辻村深月)による選評が、『小説新潮』19年5月号に掲載されました。
最近、新潮社から刊行された小説集『赤い星々は沈まない』(1,700円+税)には、表題作以外に4編収録されています。
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2019年4月4日・文校ブログ参照

2019年6月22日・文校ブログ参照
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〇4月27日(土)発売の新潮社・読書案内誌『波』に、『赤い星々は沈まない』について吉田伸子さんの書評が掲載されます。

〇5月16日(木)午前9時10分頃から ニッポン放送(ラジオ)の「あなたとハッピー」で、中瀬ゆかりさんが『赤い星々は沈まない』を紹介される予定です。

(小原)