藤岡陽子さん(作家/文校修了生)のトークイベント。藤岡さんの5/13発売・最新長編『僕たちは我慢している』<COMPASS/税込1980円>を巡って。――5/24(土)15:00~17:00、文校近くの隆祥館書店にて――
◆京都府在住の藤岡陽子(ふじおか・ようこ)さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。06年「結い言」で宮本輝氏選考の第40回北日本文学賞選奨、21年 『メイド・イン京都』で第9回京都本大賞、24年『リラの花咲くけものみち』で第45回吉川英治文学新人賞を受賞。
☆『リラの花咲くけものみち』を原作としたドラマが、NHK総合で25年2月1日から3週連続、土曜夜10:00~10:49の時間帯に放映されました。
☆藤岡陽子さんは、25年2月15日(土)に来校され、その日の午後4時からおこなわれた特別講座≪玄月さん・葉山郁生代表理事との間で座談会≫で熱くお話されました。特別講座のタイトルは、『小説創作へのアプローチ
――藤岡著『リラの花咲くけものみち』をテキストに』でした。
☆藤岡陽子さんの小説『晴れたらいいね』<光文社文庫>が原作のドラマが、テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャルとして放映されました。25年3月30日(日)夜9時~11時15分、テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビ北海道・九州放送などで。
(小原)
松浦このみさん(大阪文学学校・通教部在籍/東京在住)が運営する朗読教室が、明日(9日・金曜)20:00~20:45放映のNHK・Eテレ「おとな時間研究所」に出てきます。
あす5/9(金)20:00~20:45放映予定のNHK・Eテレ「おとな時間研究所」で朗読の特集があり、松浦このみさんの朗読教室が取材を受けました。
次のサイトは、“朗読を楽しむ”と題した予告編です。
https://www.nhk.jp/p/otonajikan/ts/NY6K8L6ZL4/
【大人世代に根強い人気の「朗読」。朗読教室を取材、読み方の基本や楽しさを伝えます。ラジオ深夜便のアンカーも登場、番組後半では常盤さんと杉浦アナも朗読します。】
◎再放送は同じEテレで、5月15日(木) 午後0:15〜午後1:00。
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松浦このみさんは、東京在住。大阪文学学校・通信教育部へ2020年4月入学で、エッセイ・ノンフィクション/音谷Cの4年間を経て、24年4月からは同/菅野Cに在籍中。
評伝「箏(こと)に選ばれた女~箏演奏家・八木美知依の歩む道」(85枚)で、第44回(2024年度)大阪文学学校賞<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>を受賞。その受賞作は、『樹林』24年5月号に一挙掲載されている。
松浦さんは大学卒業後、静岡FM放送アナウンサーを経てフリーに。TokyoFM、JFN、ラジオ日本などで、数多くの番組パーソナリティを務める。ナレーターとしてテレビ番組、テレビCM、ラジオCMを多数担当。多数のミュージシャンと演奏と朗読で物語の世界をつくるライブを続けている。これまでに取り組んだ作品は100以上。2009年に一般向けの朗読教室を開講。
24年6月、『聞き手も読み手も楽しめる 朗読のレッスン』(彩流社/2,000円+税)を刊行。
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★公演【6/7(土)東京/ムジカーザ】『源氏物語』の女君たちⅡ――「葵」 嫉妬のあまり生霊となる六条御息所の葛藤を描く★
―――朗読と箏で物語の空間を描く―――
◇松浦このみ(構成・朗読)・・・・・・〈昼の部〉では田辺聖子、林真理子、与謝野晶子、丸谷才一の現代語訳で、〈夜の部〉は原文で朗読。
◇八木美知依(作曲、十七絃箏、二十一絃箏、エレクトロニクス、歌)
◇陣野英則(監修・解説/早稲田大学文学学術院教授)
(小原)
岡本千尋さん(文校夜間部・専科休学中)の小説「誰そ彼のあわいに」が『樹林』在特号から、今日発売の『文學界』に転載される。同作品は、今年度の大阪文学学校賞・佳作も受賞している。
『樹林』在校生作品特集号(24年11月号/通巻707)に学生間で選ばれて載った岡本千尋さん(大阪文学学校夜間部・専科休学中)の小説「誰そ彼のあわいに」(58枚)が、25年上半期同人雑誌優秀作《奨励金10万円》として、今日店頭発売の『文學界』6月号<発行・文藝春秋>に転載されています。
これで5期連続、チューターや修了生など大阪文学学校関係者から同人雑誌優秀作が選ばれ、『文學界』に掲載されたことになります。
なお、「誰そ彼のあわいに」は今年度の大阪文学学校賞・佳作《賞金3万円》に選ばれ、4月6日の入学開講式で表彰されています。
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2006年以降今までに、『三田文学』『文學界』両編集部によって、小説が同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載された大阪文学学校関係者は、岡本さんで延べ23人目となりました。過去19年間(年に2名)では、文校関係者が半数をゆうに超えることになります。
23人のうち、文校発行の文芸誌『樹林』から選ばれたのは7人にのぼります。『樹林』在校生作品特集号から選ばれたのが岡本さんと大水青さん(おおみ・あお/21年上半期)の2人、『樹林』通教部作品集から森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期《2回のうちの1度目》)の3人、『樹林』本誌から斉藤せちさん(17年下半期)と岩代明子さん(いわしろ・あきこ/06年下半期)の2人です。
ほかの皆さんは、文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌から選ばれています。
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◆過去に『樹林』在校生作品特集号に載った経験のある文校修了生たちの活躍にはめざましいものがあります。
◎第5回ホラーサスペンス大賞の沼田まほかる ◎第7回三好達治賞の細見和之 ◎第8回小説宝石新人賞〈優秀作〉の大西智子 ◎第150回直木賞の朝井まかて ◎第92回オール讀物新人賞受賞後に4度直木賞候補の木下昌輝 ◎第113回文學界新人賞の馳平啓樹 ◎第59講談社児童文学新人賞の水野瑠見 ◎第45回吉川英治文学新人賞の藤岡陽子 ◎第40回太宰治賞の市街地ギャオ・・・・・・。
(小原)
丹波蔵堂さん(文校通教部・飯田C/インド在住)のエッセイが、『文芸思潮』25年春号に掲載される!
☆朗報★岡本千尋さん(文校夜間部・専科休学中)の『樹林』在校生作品特集号(24年11月号)に選ばれて載った小説「誰そ彼のあわいに」が、25年上半期同人雑誌優秀作として、5月7日発売の『文學界』6月号に転載されます。
大阪文学学校の在校生にとって、大いに励みとなる朗報です。
ずいぶん以前の1981年に、一足飛びに芥川賞候補を生み出したこともある在校生作品特集号ですが、4年ぶりに、在校生ならだれでも応募できる在特号から『文學界』への転載です。
大阪府在住で現在、夜間部専科休学中の岡本千尋(おかもと・ちひろ)さんの『樹林』在特号(24年11月号/通巻707)に掲載されていた小説「誰そ彼(たそがれ)のあわいに」(58枚)が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、25年上半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして来週7日(水)に書店に並ぶ『文學界』(発行・文藝春秋)6月号に転載されることになりました。「誰そ彼のあわいに」は最初、24年9月まで在籍していた夜間部・西村郁子クラスの合評作品として書かれたものです。
岡本さんは、西村クラス在籍1年半の間に在特号へ3度挑戦し、「誰そ彼のあわいに」でやっと掲載を果たしています。
◆『樹林』在校生作品特集号(24年11月号/通巻707)については、
2024年11月11日・文校ブログ参照。
◆『文學界』25年6月号の≪目次≫が、文藝春秋のHPに出ています。
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2006年以降今までに、小説が同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載された大阪文学学校関係者の皆さんは、岡本さんで23人目となりますから、過去19年間(年に2名)では、文校関係者が半数を超えることになります。
しかも、岡本さんで5期連続、文校関係者から同人雑誌優秀作が選ばれ、『文學界』に転載されることになります。
23名の皆さんは、次のとおりです。
今回の岡本千尋さん(25年上半期)、修了生のあまざき葉さん(24年下半期)、同・後藤高志さん(24年上半期)、同・渡谷邦さん(わたりだに・くに/23年下半期《2度目》)、同<24年9月まで昼間部研究科>・衿さやかさん(えり・さやか/23年上半期)、須藤薫子・通教部チューター(すどう・かおるこ/21年下半期)、修了生の大水青さん(おおみ・あお/21年上半期)、同<25年3月まで通教部研究科>・森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、同・南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、同・小畠千佳さん(18年上半期)、同・斉藤せちさん(17年下半期)、同・渡谷邦さん(16年下半期《1度目》)、大西智子・昼間部チューター(16年上半期)、修了生の水無月うららさん(15年下半期)、同・小倉哲哉さん(15年上半期)、同・奥田寿子さん(14年上半期)、同・島田奈穂子さん(13年下半期)、夏当紀子・元昼間部チューター(12年上半期)、修了生の髙橋陽子さん(11年下半期)、西村郁子・夜間部チューター(09年下半期)、朝比奈敦・元通教部チューター(07年下半期)、奥野忠昭・元昼間部チューター(07年上半期)、岩代明子・元昼間部チューター(06年下半期)。
このうち、『樹林』在校生作品特集号から選ばれたのが岡本さんと大水さんの2人、『樹林』通教部作品集から森上さん、南水さん、渡谷さん《1度目》の3人、『樹林』本誌から斉藤さんと岩代さんの2人で、ほかの皆さんは文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌からです。
※2013年10月から18年3月まで4年半、通教部・小説クラスに在籍していた岡山市の渡谷那さんは2度選ばれています。
(小原)