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第27回小野十三郎賞の応募を締切ました。★詩集の応募は144冊でここ数年では最高の数です。詩評論書の応募は5冊でした。

第27回小野十三郎賞の応募が締切を迎えました。7月10日消印有効で受け付けた数は、詩集部門で144冊、詩評論書部門で5冊でした。
とくに詩集部門の応募144冊は、ここ数年で最高の数となりました。

応募者の最年長は1936年生まれ、最年少は2005年生まれです。文字どおり北海道から沖縄まで全国各地からの応募で、海外からも、アメリカ合衆国とアルゼンチンからそれぞれ1名の応募がありました。

なお、第一次選考会は7月21日(海の日)、第二次選考会は8月11日(山の日)、いずれも大阪文学学校で開催され、最終選考会は9月12日(金)に実施の予定です。
授与式は10月5日(日)に大阪文学学校の秋期入学式の中で行う予定です。

小野十三郎賞事務局

第173回芥川賞・直木賞は、どちらも「該当作なし」。夏木志朋さん<大阪文学学校修了生>、直木賞(初ノミネート)受賞ならず!★次作に期待します。

夏木志朋さん(なつき・しほ/17年3月まで1年間、文校昼間部に在籍)の中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社>がノミネートされていた第173回直木三十五賞の選考会が、今夕4時から東京でおこなわれました。

事務局の業務をこなしながら、僕と角田(真銅は今日お休み)は、パソコン上で“ニコニコ動画”の芥川賞・直木賞の選考会中継を見ていました。一方で、夏木さんが受賞した場合を想定し、新聞・テレビ等の取材に備えて、夏木さんの文校在籍時の担当チューターだった森口透さんと何度も電話で話し合いました。
6時ごろ、受賞会見場の掲示板に「芥川賞 該当作なし」の紙が張り出され、次いで8時前に「直木賞 該当作なし」が張り出されました。
残念ながら、夏木さんの名前と『Nの逸脱』は出てきませんでした。
大阪文学学校71年の歴史の中で、第50回(1964年)芥川賞の田辺聖子さん、第122回(2000年)芥川賞の玄月さん、第150回(2014年)直木賞の朝井まかてさんにつづく快挙はなりませんでしたが、ノミネート発表からこの1カ月間、文校の関係者をワクワクさせてくれました。
直木賞をつかみとるまで、さらなる精進に期待します。

文校生の皆さん! まだ『Nの逸脱』を読んでいない方はぜひ読んで、どこが優れているのか、自分なりに研究し、自分の作品に生かしてください。
そのことが、夏木さんへの応援にもつながります。

●夏木さんや『Nの逸脱』については、25年7月9日・文校ブログに載っています。

(小原)

【学生委員会イベント部より】7/20~21“滋賀の歴史・文化に触れる夏季合宿”に、チューター5名をふくむ36名(うち子ども2名・日帰り5名)の申込み★10名(うちZoom2名)出席の昨夜<14日>の第6回学生委員会で最後の準備

★7月20日(日)午前10時15分 京阪浜大津駅集合
★参加費:20,500円
★あらかじめの定員27名<中型貸切バスを利用するため>を超えました。
★参加チューター・・・津木林洋(昼間部)・谷良一(同)・名倉弓子(同)・西村郁子(夜間部)・高田文月(同/日帰り)

【【2025年 夏季合宿 行程表】】

7月20日(日) 《1日目》
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10:15 京阪浜大津駅改札集合
11:00 浜大津港 琵琶湖ミシガンクルーズ出港
12:30 浜大津港 ミシガン着
    浜大津アーカス(ロッテリア、Pダイニング、おいしや)にて昼食
13:30 アーカス前集合 貸切バスにて近江八幡堀へ   
14:30 近江八幡堀にて自由行動(八幡山ロープウェーあり)
16:15 駐車場集合 貸切バス乗車
17:00 貸切バス 野洲駅着 ユースホステルのバスに乗り換え宿泊所へ
18:00 夕食
19:30 ビブリオバトル、懇親会
    ※ビブリオバトルの参加申込・・・津木林チューター・名倉チュ    
    ーター・西さん<昼・津木林C/愛知県清須市>・中山さん<通・高橋c/                               名古屋市>・中島さん<昼・名倉C/富田林市>
    【ビブリオバトルの飛び入り歓迎! 予選用と決勝用の2冊を準備   しておいてください。】
24:00 お開き

7月21日(月・祝日) 《2日目》
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7:00 朝食
8:30 貸切バスにて出発
9:00 ラコリーナ着
10:30 ラコリーナ出発 豊郷小学校旧校舎群へ
11:15 豊郷小学校旧校舎群到着
11:55 貸切バスで彦根へ
12:15 彦根夢京橋商店街にて昼食
13:40 貸切バスで彦根城へ ひこにゃん 玄宮園
15:15 彦根城いろは松駐車場に集合
15:25 貸切バスで彦根駅へ 解散

6人目の秋期・新入生は、札幌市の30代女性。1年間のブランクを経て、通教部・小説クラスへ再入学。

25年秋期の入学開講式は、10月5日(日)午後を予定しています。その秋期、6人目の新入生を迎えました。
札幌市豊平区の女性で、書きたい気持ちがまた強くなって、再入学ということになりました。2022年10月に通教部へ入学し小説・谷口クラスに1年半、24年4月からは半年間休学していました。
オンラインで届いた女性の「入学申込書」には、【「優しさ」や「希望」を書いていきたいです。】とありました。
また、影響を受けた作家の欄には、【林真理子 江國香織 田辺聖子】の3名があがっています。

(小原)

馳平啓樹さんの春期2回目の公開<昼・小説(エッセイ)入門講座>に、一般7名をふくめて50名(うちZoom11名)参加。作品提出者は、37名中35名(うちZoom6名)出席★今日締め切った昼・詩入門講座の課題作の提出は、14名。

本日、正午(12時)開始の本科/大西クラスと専・研究科/津木林クラスのゼミ(作品合評会)が終わったあと、午後3時すぎから6時まで、馳平啓樹さん(文校修了生で第113回文學界新人賞受賞)による春期2回目の昼・小説(エッセイ)入門講座がありました。
【大阪文学学校発行の文芸誌『樹林』6月(夏季)号に馳平さんの短編小説「早く家に帰りたい」が載っています】

参加者は相変わらず多く、Zoom視聴をふくめて50名。教室に集ったのは、愛知県清須市(昼間部)・岡山市(同)・三重県熊野市(通教部)などから39名。Zoomでは、千葉、東京(3)、和歌山、香川、福岡などの在校生9名、神奈川のOB1名、岡山の一般1名。
事前の課題作品(1000字で「声を大にして言いたい社会への意見を小学生向けのエッセイで分かりやすく表現する。又は小説の中で小学生に言い聞かせる。」)の提出は37名からありましたが、2名は欠席。

23年春期から始まった馳平さんの講座では、教室参加にくわえ、Zoom配信をおこなっています。持参してきたパソコンを操作しながら、馳平さんはパワーポイントを使って13頁だての自作の教材をスクリーンに写し出しつつ、休憩時間をはさんでおよそ2時間も講義されました。途中で質問タイムを入れながら。

その後1時間ほどかけて、提出37編の中から馳平さんが選びだした作品10編のそれぞれの作者(教室7名、Zoom3名)が、マイクあるいはZoom越しに自作朗読をおこないました。馳平さんは、それらの作品に対して優れている点を指摘しました。
なお、馳平さんは提出37編すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を書かれたA4紙を持参されました。それを、講義の前に各人に作品とともに渡されました。――Zoom参加者には後日、文校事務局から郵送します。

◎次回〔春期3回目〕の8/23(土)昼・小説(エッセイ)入門講座の課題作品の提出締切は、8月1日(金)です――どうしても間に合わない人は8月8日(金)まで。事務局へ郵送か持参してください。整理に手間取るため、メールでは受け付けていません。1、2回目に課題作品を出していない方でも3回目を出すことができます。詳しくは、25年春期『学習の手引き』か文校ブログをみてください。
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●次回の公開講座は、7/19(土)昼・詩入門講座です。担当は、近藤久也チューター。きょう締め切りの課題作は、一般1名をふくめ14名から提出がありました。
課題作を提出していなくても、講座に参加できます。その場合の受講料は1回につき500円です。

(小原)