文校ブログ

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月吹文香さん(文校修了生/19年・R-18文学賞受賞)が、『小説宝石』25年5月号<発行;光文社>で短編小説「深海の翡翠」を発表!


≪『小説宝石』5月号の表紙≫


≪月吹さんの作品の掲載ページ≫

堺市の月吹文香(つぶき・ふみか)さんは、大阪文学学校へは2014年4月入学で、昼間部・森口クラスに半年、夜間部・尼子クラスに半年在籍されています。そして19年4月、小説「赤い星々は沈まない」(50枚)で“女による女のためのR-18文学賞”(主催・新潮社)大賞を受賞されています。その時の名義は月吹友香(ともか)。応募総数832編中の1等賞。
受賞作、受賞の言葉に加え、選考委員お二人(三浦しをん、辻村深月)による選評が、『小説新潮』19年5月号に掲載されました。
24年4月、新潮社から刊行された小説集『赤い星々は沈まない』(1,700円+税)には、表題作以外に4編収録されています。
・・・・・・・・・・・・
2024年4月18日・文校ブログ参照。

(小原)

今春期64人目の新入生。大阪市の21歳女性が昼間部へ。若者向けの奨学制度の適用3人目!(他に17歳、25歳)【入学は随時受け付けています。組会(クラスゼミ)の見学もできます。Zoomからも。】

事前の問い合わせはまったくなく、オンラインで「入学申込書」を送ってこられた大阪市の21歳女性の「申込書」には、次のように記されていました。
○入学のきっかけ・書きたいテーマ・・・
【能力至上主義だった私は、学生時代に小説ではなく実用書ばかり読んでいました。「物語を読んで何になるんだ」と感じていたんです。(思い返せば恥ずかしい限りですが)
そこからあるきっかけで、小説どころか人生全体において意味を見出だせなくなって、「どうせ全て無意味ならば、自分の好きなものを読めばいいや」と小説を読み始めました。映画や漫画よりも、文字の羅列からは豊かな情景や味わいを感じられて沢山私の心は揺さぶられました。今でも物語に意味は見いだせていませんが、無意味だからこそ尊いと考えるようになりました。全くの初心者なので物語を上手く綴れる自信はありませんし、文字にすることは恐怖でもあります。そこには自分自身が確かにあるからです。それでもやはり言葉は時に私を掬い上げてくれるので、読むのみに留まらず筆を持ちたいと思っています。まとまりのない文章で申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いします。】
○好きな作家・作品・・・
【夏目漱石「こころ」、東野圭吾「白夜行」、村上春樹「ノルウェイの森」】
○文校を知ったのは・・・【父の勧め】

「入学申込書」には、‘昼間部’‘小説’とのみでしたので、何曜日のクラスを希望されるのか、電話をしてみました。クラスを見てから決めたい、とのことでしたので、今週の金曜日(名倉クラス)と土曜日(大西クラス)どちらにも入ってもらうことになりました。ふたつのクラスの合評作品は、チューターから取り寄せて、明日中にはPDFファイルでお送りすることにしています。

▲今春、17歳(高校生)と25歳(公務員)のお二人に、若者向けの年間学費2万9千円割引の奨学制度を適用しましたが、該当者は今日の21歳女性で3人目になりました。さらに、女性は途中入学ですから1万円割引きます。
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まだ春期入学を受け付けています。教室での組会(クラスゼミ)を見学できます。Zoomからも見学できます。
入れるクラスは、次のようになります。
◎昼間部(午後2時~、土曜日のみ正午~)
  小説クラス・・・火曜、金曜、土曜日のいずれか
  詩・エッセイクラス・・・木曜日
  エッセイ・ノンフィクションクラス・・・水曜日
◎夜間部(午後6時半~)
  小説クラス・・・火曜または金曜日
  詩・エッセイクラス・・・火曜または木曜日
◎通教部(6/22と9/14にスクーリング)
  小説クラス、詩・エッセイクラス、エッセイ・ノンフィクションクラス、
 どのクラスにも入れます。

(小原)

《好書好日》笑う・泣く――2025年5月8日配信 ★デビュー作『二木先生』<ポプラ文庫>が15万部ヒットした、大阪文学学校出身の夏木志朋(なつき・しほ)さんが登場!

《好書好日》のサイトは―――
https://book.asahi.com/article/15738815

【夏木志朋さん「Nの逸脱」インタビュー デビュー作が15万部のヒット。新作も「人間を深く、面白く」】

≪大阪文学学校のことを語されているところを抜粋―――≫

夏木さんは1989年大阪府生まれで、2016年4月から17年3月まで1年間、大阪文学学校昼間部・森口透クラス(土)に在籍していました。そして19年12月、応募総数611作の中から第9回ポプラ社小説新人賞(賞金200万円)を受賞しました。その500枚の受賞作は、応募時の「Bとの邂逅」から『ニキ』に改題し、20年9月にポプラ社から刊行されました。その後、22年9月、文庫化に際して更に『二木先生』と改題し、15万部の大ヒットとなっています。
2020年9月16日・大阪文学学校ブログ参照。

≪単行本『ニキ』<ポプラ社/1500円+税>を文庫化するに当たって、『二木先生』<ポプラ文庫/780円+税>に改題≫

≪新刊の単行本/中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社/税込1,760円>≫

(小原)

◆第2回学生委員会に、委員9名(うち静岡からZoom1名)+連絡員1名◆5/18文学散歩に、27名申込。福井・三重・香川など新入生7名、愛知2名など在校生13名、OB3名、チューター3名(津木林・谷・名倉)、事務局(小原)◆まだ申込OK

◎今夜の文校学生委員会は、午後7時開始で約1時間。
第1回学生委員会(4/21)で議論し、学生委員のいないクラスのチューターにお願いした“学生委員会との連絡員”が2クラスから選出されました。夜間部(火)の高田クラスと昼間部(水)谷クラスからです。高田クラスの松尾さんは今夜、委員会を見学に来られました。
※【“学生委員会との連絡員”は、学生委員会の集まりに出席する必要はなく、委員会がメーリングリストで発する連絡事項をクラス内に伝える役目を担ってほしいのです】
委員会終了後、松尾さん以外のみんなが文校近くの居酒屋〈おくまん〉へ向かいました。

◎在校生作品を特集した『樹林』5月号の念校を、林隆司・学生委員長と福井良馬・在特号キャップとで今夕に終えました。仕上がりは、20日(火)の予定。なお第45回大阪文学学校賞の受賞作を掲載している『樹林』6月号は、その数日後に仕上がってくることになっています。

◎5/18(日)新入生歓迎・文学散歩(午後1時;近鉄郡山駅集合/郡山城址⇒薬師寺⇒唐招提寺)には今日現在、チューター・事務局をふくめて27名の参加予約があります。そのうち新入生は7名で、所属クラスと居住地は、通教部・塚田C(福井県坂井市)、同・須藤C(三重県熊野市)、昼間部・谷C2名(香川県高松市、大阪府)、同・佐伯C(大阪市)、同・名倉C(兵庫県)、夜間部・西井C(大阪府)です。

【下は、7年前の朝日新聞です。文校の初代校長・小野十三郎さんと大和郡山とのかかわりが書かれています。】

文学散歩は、まだ申込OKです。
散歩だけの方は、当日まで受付けますが、午後5時からの懇親会(西大寺駅近くの〈杉玉〉)にも参加される方の申込締切は15日(木)までです。
申込は、文学散歩を主催する学生員会イベント部あて、メールかQRコードか電話で。4月17日・文校ブログを参照してください。

◆大阪文学学校学生委員会の委員を募集しています。
各クラスからいろんな人が集まってきます。
新入生、大歓迎! 新入生以外も、大歓迎!
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。希望があれば、オンライン(Zoom)でも参加できます。
こんどの委員会は、5月26日(月)午後7時から文校教室でおこないます。

≪以上、林委員長から聞いたことを小原がまとめました≫

【5/25(日)・京都嵯峨野/ラビアンローズ】――《第2回・薔薇とシターと詩のひととき》――白井朝香さんのシタ-演奏/文校夜間部・松本衆司チューターらによる詩朗読

※《第1回》は、24年12月7日(土)に持たれています。12月21日・文校ブログ参照。

※ヴァイオリン&シタ-奏者の白井朝香さんは広島在住です。

※大阪文学学校夜間部/詩・エッセイ/松本衆司クラスに在籍中の今年1月8日、ガンのために永眠された畑章夫さん(享年72)の遺作の詩2編が、松本チューターと西野赤さん<松本C休学中>によって朗読されます。

※会場となるバラ園の中の喫茶店≪ラビアンローズ≫は、京福電鉄・嵐電嵯峨駅の近くにあります。松本クラス生の月川奈緒さんが、日々バラ園の手入れに余念のない父とで経営しています。主に春と秋のバラの開花時期に限って開店しています。

★5/25(日)の催しは、限定30名ですので、早めに申し込んでください。

(小原)