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今春の新入生63名(夜14、昼26、通教23)の皆さんへ、郵送か手渡しで「ハガキ一枚」課題を出します。【できればメールで届けてください】

下の六つのタイトルのうちからひとつを選び、400字~600字ほどで書いて、同封のハガキかメールで事務局までお届けください。冒頭にタイトル・氏名〈ペンネーム可〉・所属クラスを入れてください。
締切は5月31日(土)必着とします。
提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
【2025年4月25日 大阪文学学校事務局】
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◎私のふるさと
◎文学学校入学にあたって
◎私を売り込みます
◎私の歩んできた道
◎私だけのもの
◎最近強く思うこと

中西智佐乃さん(文校修了生)が『新潮』25年3月号で発表した「橘の家」<250枚>が、第38回三島由紀夫賞候補に選ばれる!★選考会は5月16日(金)。

【4/28朝日新聞・夕刊より】

【新潮社のサイトより】

●中西智佐乃「橘の家」(250枚)
転落する幼女を受け止めた木は大昔からそこにあった――。橘の木の言い伝えに揺れる家族と、受胎を願う女の腹に「小さきもの」を感じる手。子孫繁栄を祈る人間の業を見つめた挑戦作。

◆中西智佐乃(なかにし・ちさの)さんは2018年3月まで長い年月、大阪文学学校の昼間部や夜間部に在籍されていました。
中西さんは19年10月、応募総数1972編の中から、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞されています。その受賞作は、『新潮』19年11月号に掲載されました。
著書として、23年7月刊行の『狭間の者たちへ』(新潮社/1,980円<税込>)、25年4月刊行の『長くなった夜を、』(集英社/1,650円<税込>)があります。

◆中西智佐乃さんについて、この2年間では次の日付の“大阪文学学校ブログ”で取り上げています。
24年10月10日
24年8月28日
23年7月1日
23年2月3日

(小原)

☆新刊紹介★河内隆雨さん(文校修了生)小説集『子どもの三部作 隣人/バーサス/学校の森』<アメージング出版/238頁/1,720円+税>

兵庫県の河内隆雨(こうち・りゅうう)さんは、2012年10月から18年9月まで、休学期間をはさみながら大阪文学学校・昼間部に在籍されています。
在籍中から、文校系の同人誌『あべの文学』、『文の鳥』の2誌に加わり、小説を発表しています。
18年2月発行の『あべの文学』26号で発表した小説「隣人」(100枚)が
文芸思潮社の主催する第12回全国同人雑誌最優秀賞のなかの“河林満賞”<第2席>に選ばれています。賞金5万円。
2018年12月19日・文校ブログ参照
2019年1月12日・文校ブログ(大阪日日新聞の記事)参照

上述の「隣人」も含めて、河内さんがこのたび刊行した小説集『子どもの三部作 隣人/バーサス/学校の森』は、“あとがき”において、『今回の三作はいずれも子どもを取り扱ったものである。「隣人」は大阪で起こったネグレクト事件を参考にした。・・・『バーサス』は戸籍のない子どもを取り扱った。・・・「学校の森」はいじめ問題に挑戦してみた。』と、創作意図があかされています。
また、献本に際して挟まれていた挨拶状は、『偶然子どもがテーマの作品集となりました。子どもが幸せであればその社会は素晴らしいと言えるでしょう』と結ばれていました。

(小原)

4/6入学式以降で6人目、7人目の春期新入生。どちらも詩・エッセイクラスへ。姫路市の女性は通教部(冨上c)、茨木市の女性は昼間部(近藤c)。在校生総数は301名に。【入学は随時受け付け。クラスの見学可。Zoomからも】

この数日の間に、新入生が2名誕生し、更に堺市の男性が休学中から通教部・小説研究科・若林クラスへ復帰しました。
これで、春期新入生に本科後期生(昨秋入学)・専科生(2年目)・研究科生(3年目・4年目)・学友(5年目以上)をあわせると、今春期の在校生総数は、全国42都道府県・海外(インド)にまたがって301名となりました《ほかに休学生82名》。
半年前<24年秋期>を1名上回ったことになりますが、もう少し新入生は増えることが期待されます。

◎兵庫県姫路市の女性の「入学申込書」には、次のように記されていました。
○入学のきっかけ・書きたいテーマ・・・【幼い頃から本が好きでした。そして色々な作家の文学作品が今までの生きる糧となりました。人生のなかば過ぎて、自分自身の作品を出すことが夢です。テーマはどんなものでも詩にしたいです。例えば、漢字1字からインスピレーションを得てとかなどです。題を出されたら、いくらでも詩にできるようになりたいです。】
○好きな作家・詩人・・・【太宰治 金子光晴 尹東柱 ライナー・マリア・リルケ】
○文校を知ったのは・・・【婦人画報 NHK朝ドラ『芋たこなんきん』

◎大阪府茨木市の女性は、体験入学に2回(3/25佐伯チューター担当、3/27近藤チューター担当)、クラスゼミ見学に1回(4/18名倉c)参加されて、ついに入学に至りました。「入学申込書」には、次のように記されていました。
○入学のきっかけ・書きたいテーマ・・・【本が小さい頃から好きで、いつか文章を書こうと思っていました。】
○好きな作家・・・【朝井まかて、湊かなえ】
○文校を知ったのは・・・【田辺聖子さんが出身ということから】

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まだ春期入学を受け付けています。教室での組会(クラスゼミ)を見学できます。Zoomからも見学できます。
入れるクラスは、次のようになります。
◎昼間部(午後2時~、土曜日のみ正午~)
  小説クラス・・・火曜、金曜、土曜日のいずれか
  詩・エッセイクラス・・・木曜日
  エッセイ・ノンフィクションクラス・・・水曜日
◎夜間部(午後6時半~)
  小説クラス・・・火曜または金曜日
  詩・エッセイクラス・・・火曜または木曜日
◎通教部(6/22と9/14にスクーリング)
  小説クラス、詩・エッセイクラス、エッセイ・ノンフィクションクラス、
 どのクラスにも入れます。

(小原)

教室に8名、Zoomから2名参加して、25年春期・学生委員会が始動。学生委員の出ていないクラスでは、1名がメーリングリストに登録し、学生委員会との連絡係をお願いすることに!

今夜7時から、2025年度春期第1回大阪文学学校・学生委員会が開かれました。
夜間部・昼間部・通教部の各クラスから、8名の教室出席、2名のZoom参加がありました。
各々の自己紹介の後、学生委員会の活動内容を説明しながら役員選びに移り、委員長に林隆司さん(夜・谷口c)が再任され、副委員長には藤原功一さん(通教・平居c)が推挙されました。《樹林・在特部》キャップは今度の在特号<樹林5月号>が完成しその合評会をおこなう(6/8)までは福井良馬さん(夜・谷口c)が務め、その後は間瀬翠さん(キャップ/夜・平野c)と福森勇次さん(サブキャップ/夜・西井c)が引き継ぐことになりました。《新聞部》キャップは決まらずさしあたり委員長預りとなりましたが、次の学生新聞は5月の文学散歩後に発行する予定です。《イベント部》キャップは堀越千歳さん(夜・松本c)が続投することになりました。

その後、これから半年間に各部でやるべきことを話し合いました。
5/18新入生歓迎・文学散歩(郡山城址⇒薬師寺⇒唐招提寺)には、遠くは福井県坂井市、三重県熊野市から既に申込があります。7/20~21夏季合宿(滋賀方面)は近々下見に行く予定です。
委員会の中で長きに渡って議論してきた“学生委員会との連絡員”を学生委員のいないクラスは是非とも出していただきたい、と文書で各チューターにお願いすることになりました。学生委員会の活動をよりよく知ってもらうためです。その連絡員は学生委員会の集まりに出席する必要はなく、委員会がメーリングリストで発する連絡事項をクラス内に伝えてほしいのです。
8時半ごろに、話し合いを終えました。有志は、文校近くで飲みに出かけました。

★学生委員会は、まだまだ委員を募集中です。
次回(第2回)の学生委員会は、5月12日(月)です。それ以降もだいたい隔週月曜日の夜に開かれます。
各クラスからいろんな人が集まってきています。Zoomからも参加できます。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。

★4/6春期・入学開講式に合わせて発行した、8ページ立ての≪学生新聞・コスモス≫vol.343は、学生委員会の活動内容を詳しく伝えています。

≪以上、林委員長から聞いたことを小原がまとめました≫