★新刊紹介★堀和恵さん(文校通教部11年生)『評伝 森崎和江―女とはなにかを問いつづけて』(藤原書店/2,000円+税)
堺市の堀和恵さんは、もと中学校の社会科の教師で、大阪文学学校には2014年4月からずっと通教部に在籍されています。現在、エッセイ/ノンフィクション(音谷健郎)クラス。
献本に添えられていたお手紙には、「菅野須賀子、久津見房子、伊藤野枝に続いて、フェミニズムの源流へと遡り、森崎和江の評伝を書きました。・・・・・・音谷チューターのアドバイスがなければ、完成する事は難しかったと思えます。・・・・・・」という一節がありました。
●2023年5月18日・文校ブログ参照。
(小原)
『季刊文科』98号【同人雑誌季評】・・・小説がとりあげられたのは、『樹林』通教号から通教部生・髙田圓と美保一周、それぞれの所属同人誌から夜間部生・河崎里佳、昼間部生・宮脇稔、休学生・真名波田キリと鵜川澄弘。その他にも文校修了生が多数。
<谷村;評/大阪文学学校の活動と『VIKING』の存在>
【★4期連続、文校関係者から同人雑誌優秀作が選ばれ『文學界』に転載!――2024年11月14日・文校ブログ参照】
<髙田圓「霞か 雲か その花盛り」、美保一周「クロマティー」>
◆全国文芸誌『季刊文科』98号〈24年冬季号〉の〝同人雑誌季評〟(評:谷村順一)で、『樹林』通教部作品集(Vol.705/24年8・9月合併号)にチューター推薦で掲載されていた小説2編が取りあげられています。
1編は通教部・高橋クラスの髙田圓さん<寝屋川市>の「霞か 雲か その花盛り」(23枚)、もう1編は通教部・谷口クラスの美保一周さん<熊本市>の「クロマティー」(27枚)。
◆『季刊文科』98号誌上の谷村順一さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている現役文校生2名および修了生8名の文校系同人誌掲載の小説は次のとおり。( )内は同人誌名と号数。
【現役文校生】
◎河崎里佳<夜間部・谷口C/東大阪市>「洗濯機の底」(ココドコ・5号)
◎鵜川澄弘<通教部休学中/さいたま市>「さいはてビーチ」(組香・9号)
【文校修了生】
◎瀬戸みゆう「トンネルの向こう」(半月 すおうおおしま・第10+4号)=⇒小説全文が98号誌上に転載
◎あまざき葉「るり子の発酵」(星座盤・18号)
◎三上弥栄「高木さんと山路さん」(星座盤・18号)
◎麦生郁「結婚の条件」(星座盤・18号)
◎松林杏「スタンドパートナー」(星座盤・18号)
◎朝倉昴「咲かない夜顔」(三角関係アンソロジー バミューダ)
◎高琢基「英子の憂鬱―羽ばたけオトメ―」(あべの文学・38号)
◎華村立夏「宮子さんの夏」(雑記囃子・29号)
◆同誌の河中郁男さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている現役文校生2名の文校系同人誌掲載の小説は次のとおり。( )内は同人誌名と号数。
◎真名波田キリ<夜間部休学中/大阪市>「確かにここにいた僕は」(星座盤・18号)=⇒2ページ余りの論究
◎宮脇稔<昼間部・伊藤C/大阪市>「ガンバロー会 旅物語」(てくる・34号)=⇒1ページ余りの論究
(小原)
方政雄さん(大阪文学学校修了生)からの呼びかけ・・2/15《第28回伊丹マダンポストイベント》
◎兵庫県伊丹市の方政雄(パン・ジョンウン)さんは、2015年4月に大阪文学学校昼間部に入学し、休学を挟みながら24年3月まで9年間在籍されていました。在籍中および卒業後に、さまざまな文学賞を受賞されています。
◎24年9月12日・文校ブログ参照
《春期新入生》12人目・13人目★1/31西井クラスのゼミと飲み会を見学・体験した尼崎市の28歳男性が夜間部へ。★事前連絡なしで神戸市の51歳男性が通教部へオンライン申込。
◎夜間部・小説クラス(金)に入学を申し込まれた尼崎市の男性は、クラスゼミ(作品合評会)を見学に来られた晩(4日前)、「すかんぽ」での飲み会にも付き合ってもらいました。西井チューターの横で、いろいろ話をされたようです。
文校のことは、【文学フリマ大阪11(23年9月)】で知ったとのことです。
◎通教部/エッセイ・ノンフィクションクラスを希望されている神戸市の男性は、文校のことは【昔から何となく知っていました】とのことです。
入学の動機は、【自分が感じ、思ったことを文章で表現したいと思っており、勉強させていただきたいと思いました】とのことです。
影響を受けた文学者として、【須賀敦子】さんをあげています。
(小原)
昨晩(2/3)、秋期・第5回学生委員会を開催! 教室に6名、Zoomから5名。
林隆司委員長がインフルエンザにかかったこともあって、久しぶりに文校学生委員会が開かれました。昼間部・夜間部・通教部の各クラスから11名(うちZoom5名)参加。
◎1/18に応募を締め切った『樹林』在特・5月号に向けたスケジュールと委員会の作業・仕事の確認。――・2/4小説部門の1次選考採点評の締切 ・2/16詩部門およびエッセイ部門の選考会 ・3/2小説部門2次選考会。
◎12/15文学集会の反省と次回以降に向けて。学生委員会が販売を受け持っている生ビールの量を減らしたほうがいい、詩のボクシングのときから観客は酒を飲めるようにしたら、詩のボクシングの決勝戦は即興詩の対決にしたら、クラス模擬店でカナッペの店が多すぎた、などなど。
◎12/15文学集会を特集した「学生新聞コスモス」の発行にたどりつくことができ、今週から全校的に配布することに。「コスモス」次号は、学生委員会の魅力を伝える号とし、4/6入学式に間に合わせる予定。
◎来期(4月~)の新入生歓迎・文学散歩(5月)と夏季合宿(7月)についても少し話しあう。夏季合宿の候補地として、小豆島などの名前があがる。
◆学生委員会はいつでも、新しい委員を募集しています。Zoomからも参加できます。
学生委員会は、ほぼ隔週の月曜日の夜開かれています。
こんどの委員会は、2月17日(月)午後7時からです。
各クラスからいろんな人が集まってきています。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。
≪以上、林委員長から聞いた話を小原がまとめました≫