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☆朗報★岡本千尋さん(文校夜間部・専科休学中)の『樹林』在校生作品特集号(24年11月号)に選ばれて載った小説「誰そ彼のあわいに」が、25年上半期同人雑誌優秀作として、5月7日発売の『文學界』6月号に転載されます。

大阪文学学校の在校生にとって、大いに励みとなる朗報です。
ずいぶん以前の1981年に、一足飛びに芥川賞候補を生み出したこともある在校生作品特集号ですが、4年ぶりに、在校生ならだれでも応募できる在特号から『文學界』への転載です。
大阪府在住で現在、夜間部専科休学中の岡本千尋(おかもと・ちひろ)さんの『樹林』在特号(24年11月号/通巻707)に掲載されていた小説「誰そ彼(たそがれ)のあわいに」(58枚)が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、25年上半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして来週7日(水)に書店に並ぶ『文學界』(発行・文藝春秋)6月号に転載されることになりました。「誰そ彼のあわいに」は最初、24年9月まで在籍していた夜間部・西村郁子クラスの合評作品として書かれたものです。
岡本さんは、西村クラス在籍1年半の間に在特号へ3度挑戦し、「誰そ彼のあわいに」でやっと掲載を果たしています。

◆『樹林』在校生作品特集号(24年11月号/通巻707)については、
2024年11月11日・文校ブログ参照。
◆『文學界』25年6月号の≪目次≫が、文藝春秋のHPに出ています。

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2006年以降今までに、小説が同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載された大阪文学学校関係者の皆さんは、岡本さんで23人目となりますから、過去19年間(年に2名)では、文校関係者が半数を超えることになります。
しかも、岡本さんで5期連続、文校関係者から同人雑誌優秀作が選ばれ、『文學界』に転載されることになります。

23名の皆さんは、次のとおりです。
今回の岡本千尋さん(25年上半期)、修了生のあまざき葉さん(24年下半期)、同・後藤高志さん(24年上半期)、同・渡谷邦さん(わたりだに・くに/23年下半期《2度目》)、同<24年9月まで昼間部研究科>・衿さやかさん(えり・さやか/23年上半期)、須藤薫子・通教部チューター(すどう・かおるこ/21年下半期)、修了生の大水青さん(おおみ・あお/21年上半期)、同<25年3月まで通教部研究科>・森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、同・南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、同・小畠千佳さん(18年上半期)、同・斉藤せちさん(17年下半期)、同・渡谷邦さん(16年下半期《1度目》)、大西智子・昼間部チューター(16年上半期)、修了生の水無月うららさん(15年下半期)、同・小倉哲哉さん(15年上半期)、同・奥田寿子さん(14年上半期)、同・島田奈穂子さん(13年下半期)、夏当紀子・元昼間部チューター(12年上半期)、修了生の髙橋陽子さん(11年下半期)、西村郁子・夜間部チューター(09年下半期)、朝比奈敦・元通教部チューター(07年下半期)、奥野忠昭・元昼間部チューター(07年上半期)、岩代明子・元昼間部チューター(06年下半期)。

このうち、『樹林』在校生作品特集号から選ばれたのが岡本さんと大水さんの2人、『樹林』通教部作品集から森上さん、南水さん、渡谷さん《1度目》の3人、『樹林』本誌から斉藤さんと岩代さんの2人で、ほかの皆さんは文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌からです。
※2013年10月から18年3月まで4年半、通教部・小説クラスに在籍していた岡山市の渡谷那さんは2度選ばれています。

(小原)