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昨日(9/2)最終的に締切った「読書ノート」の提出は、ちょうど60名に達しました。コロナになった直後(20年5月)と同じ提出数で、過去30数年で最多タイを記録しました。

◎締切を1週間余り延ばした25年春期の「読書ノート」の提出者は、60名まで伸びました。この猛暑の中、頑張った人が多く、コロナになった直後(20年5月/昼・夜間部のクラスゼミを休止せざるを得なくなったため例年の8月を前倒し)と全く同じ提出数を記録しました。

◎ちなみに過去の提出数を列挙すれば、前回(25年2月)――55名、前々回(24年8月)――54名、(24年2月)――46名、(23年8月)――50名、(23年2月)――46名、(22年8月)――52名、(22年2月)――44名、(21年8月)――50名、(21年2月)――58名、(コロナで前倒し・20年5月)――60名、(20年2月)――27名、(19年8月)――30名、となっています。
コロナの時代になってから、提出率がグーンと上がってきているのが分かります。

◎カリキュラムの中に、「読書ノート」の提出が組み込まれたのは、僕(小原)が夜間部に入学した1989年(平成1年)10月から数年してからだったように記憶しています。当時、チューターでありながら事務局長的な立場にいた木辺弘児さん(2度、芥川賞候補)の発案だったような気がします。しかし、そのころは木辺さんや他の数人のみが課題図書のリストをあげていて、学生側の提出も20名を超えることはなかったのではなかったような。

◎今は違います。昼間部・夜間部・通教部の計26名のチューターが一冊ずつ課題図書を推薦しています。その26冊の中からどれかを選んで、「読書ノート」を書くことができます。
今回、課題図書26冊のうち、22冊について「読書ノート」が提出されました。取り組んだ人の多かった課題図書をあげます。
①若林チュター推薦/芥川龍之介『蜜柑』・・・7名
②菅野チューター推薦/幸田文『幸田 文』(ちくま日本文学全集)・・・5名
②冨上チューター推薦/百田尚樹『夢を売る男』・・・5名
④飯田チューター推薦/内館牧子『終わった人』・・・4名
④島田チューター推薦/ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』・・・4名
④平居チューター推薦/村上春樹『ノルウェイの森』・・・4名
④松本チューター推薦/小林秀雄『無常という事』・吉本隆明『最後の親鸞』・・・4名

◎「読書ノート」に対する、それぞれの課題図書の推薦チューターによる“ノート評”は9月末をメドにお返しします。

(小原)