【8/13西日本新聞・文化面】“西日本詩時評”欄で、大土由美さん(通教部・平居c)の第三詩集『移行界』(発行;草原詩社/発売;人間社)が紹介される●文校5年目の大土さんは、今まで全17回の通教部スクーリングに、北九州市から全出席!
福岡県北九州市の大土由美(おおつち・ゆみ)さんは、大阪文学学校通教部の詩・エッセイクラスへ2021年4月に入学し、冨上クラスの2年間を経て現在、平居クラスに在籍中です。今度の9/14通教部スクーリングにも、出席通知が届いています。
今回の詩集『移行界』(草原詩社/2,500円+税)は、1987年の第一詩集『ワスレ草』(小田謄印社)、2023年の第二詩集『悲しみも逆さか』(梓書院)に次ぐもの。
『移行界』に収められている詩31編は、2023年後半から24年にかけてつくられています。また表紙は、現在37歳になる息子さんが10歳のとき作成した版画。
1953年生まれの大土さんは、『移行界』の“あとがき”で、次のように述べています。
「自分の体力や精神、また社会情勢も、これからますます生き辛い時代になるだろう。でも、最後まで自分らしく不器用に正直に生きる以外にない。だから、これからも、自身と他者を信じ、諦めず情熱を持ち創作する。書きたいこと、書かねばならないこと、書きたくないこと、それを詩にするほかない。」
『移行界』の巻末の“解説”は、平居謙・文校チューターが書かれています。
(小原)