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筒井透子さん(大阪文学学校夜間部修了生)、惜しくも“オール讀物新人賞”を逃す。応募760編中、最終候補5編に残るも・・・。

(株)文藝春秋が主催し1952年から続いてきた「オール讀物新人賞」。その最後の回となる105回で、文校修了生・筒井透子(つつい・とうこ)さんの時代小説「北斎幽女」が、惜しくも受賞を逃しました。
『オール讀物』(文藝春秋・刊)25年11・12月号に載っている安部龍太郎・門井慶喜・畠中恵の三氏の選評のうち、筒井作品に言及した部分を以下に抜粋します。

≪選評・安部龍太郎≫

≪選評・門井慶喜≫

≪選評・畠中恵≫

大阪市在住の筒井透子さんは、21年4月に大阪文学学校夜間部に入学し、本科小説・西井クラス(1年間)を経て、専科小説・大西クラス(1年間)を23年3月に修了しています。

『樹林』在校生作品特集号(22年6月号/通巻683号)に筒井透子さんの小説「愛だの恋だの」が載っています。それは、在校生による選考会で選ばれてのことでした。その作品は、22年9月24日の神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって、高い評価を受けました。
現在、文校で同期だった仲間たちと立ち上げた同人誌『第九会議室』で小説を書きつづけています。

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★文校修了生で4度直木賞候補になっている木下昌輝さんは、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞しています。文校在籍中の2012年のことで、それが木下さんの文壇デビューでした。

(小原)