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22日・通教部スクーリングの【全体講義(PM0:35~1:15)】は、木下昌輝さんによる≪『愚道一休』が渡辺淳一文学賞・新田次郎文学賞をW受賞して≫★昼・夜間部生も歓迎(500円)★販売・サイン会は、(PM0:00~0:30)と(PM1:30~1:40)


【『すばる』25年6月号・155ページ】

●木下昌輝さんは、2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。  『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)、『秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)、と今までに4度、直木賞候補。


【表紙カバーが新しくなった『愚道一休<ぐどういっきゅう>』(集英社/2000円+税)】
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●【『すばる』(集英社)25年6月号】より

第10回渡辺淳一文学賞<副賞二百万円> 発表
受賞作 『愚道一休』(集英社)木下昌輝
主催/株式会社集英社 公益財団法人一ツ橋綜合財団
選考委員/浅田次郎 小池真理子 髙樹のぶ子 宮本輝

◇≪浅田次郎≫の選評を抜粋―――
かつて読んだ作品のどれにも増して、本作は作者の手に合っていると感じた。知識がストーリーを脅かさず、物語として自然に運びながら、私たちが知っているようで実は何も知らない禅の世界を、面白く疑似体験させてくれた。
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●【『小説新潮』(新潮社)25年6月号】より

第44回新田次郎文学賞<副賞百万円> 決定発表
受賞作 『愚道一休』(集英社)木下昌輝
主催/公益財団法人新田次郎記念会
選考委員/熊谷達也 澤田瞳子 諸田玲子

◇≪澤田瞳子≫の選評を抜粋―――
分かりやすい物語、分からせようとする物語が世に横溢する一方で、社会は常に不透明さに満ちている。その不透明と人間の矛盾をむくつけに、空を空として捉える試みの果てに描き出された物語に心からの賛辞を送りたい。

(小原)