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祝☆加川清一さん<大阪文学学校修了生>が、 第33回(2024年度)詩と思想新人賞を受賞。受賞作品「素足」。

加川清一さんは、2006年4月から2015年3月まで計9年間、大阪文学学校通信教育部に在籍されています。そのうち、最後の3年半は通教部/詩・エッセイ/苗村吉昭クラスでした。

加川さんが受賞された第33回(2024年度)詩と思想新人賞には、196編の応募がありました。副賞として、土曜美術社出版販売から、3年以内を目安に詩集が刊行されるとのことです。

◎以下、『詩と思想』(土曜美術社出版販売)24年12月号からの抜粋です。

【受賞の言葉●加川清一】

【受賞作品●素足】

【選考を終えて●郷原宏】

【選考を終えて●岡島弘子】

(小原)

■【25日/土曜)】公開/昼・詩入門講座【担当;詩人の近藤久也さん】に16名参加■【今夜(27日/月曜)】公開/夜・小説(エッセイ)入門講座〔担当;津木林洋チューター〕に15名。

■【25日/土曜)】公開/昼・詩入門講座――作品提出12名中11名出席/一般参加2名■
講座の初めに近藤講師は、大阪出身の詩人・富岡多惠子さん(2023年4月没)のことを取りあげられました。富岡さんの経歴にふれる中で、大阪文学学校の初代校長・小野十三郎の弟子であったことなど文校との縁についても詳しく解説されました。富岡さんの詩「水いらず」を読み上げたあと近藤さんは、「現代詩は、分かりにくいが必要なもの」「自分自身が何かを探求するもの」と話されました。
提出作品12編のコピーを、講座の始まる前に文校事務局が配布してありました。各々が自作詩について朗読しました。そのつど近藤講師は懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
最後に近藤講師は、今回の12編の中で“私がいいと思った作品”として1編を選ばれました。それは、海辺こゆびさん(専科修了生)の「春だな」という作品でした。
講座の開始は午後3時で、休憩なしで終了したのは午後6時。

■【今夜(27日/月曜)】公開/夜・小説(エッセイ)入門講座――作品提出14名中13名出席/一般参加2名■
今秋期(24年10月)から、夜・文章講座を夜・小説(エッセイ)入門講座と名称を改めました。また、在校生からも受講料(作品提出込みで1000円)をいただくようにし、課題作の提出方法も変更になりました。
文校事務局ではなく、講師あてにメールで作品を送付するようにしました。そして、提出作品はすべて公開クラウドにあげ、あらかじめそれらを読んでから講座に出席してもらうようにしました。ネット環境のない方には、文校事務局が手助けします。
今夜、提出14編に対し1作ずつ、津木林チューターは詳しく鋭く批評をくわえていきました。また、作者コメントの時間を設け、会場から一作ごとに出る質問や意見にも懇切に答えていました。
午後6時30分開始で、講座が終了したのは丁度午後9時。

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◆次の公開講座は、2月1日(土)午後3時からの【昼・小説(エッセイ)入門講座<秋期2回目>】です。担当は、馳平啓樹さん(文校在籍時に文學界新人賞受賞)。すでに締め切っている課題作の提出は、44編もあります。
4種類の公開講座のうち、この【昼・小説(エッセイ)入門講座】のみ、Zoom配信をおこなっています。
いま現在も、Zoom聴講の申込は受け付けています。聴講料を500円いただきます。

(小原)

課題図書「読書ノート」を提出しよう!★ 締切は2月1日(土)ですが、数日遅れても受け付けます。

大阪文学学校のカリキュラムのひとつに、文校25名のチューターがそれぞれ推薦する課題図書について、読み手としての驚きや発見を自由につづっていただく「読書ノート」の提出があります。
2024年度秋期『学習の手引き』8~11頁に、課題図書25冊のリストと、〈どういうところを読みとってほしいか〉という各チューターの推薦理由が載っています。
「読書ノート」の締切は2/1(土)ですが、数日遅れても受け付けます。
課題図書以外の「読書ノート」は受け付けませんので、ご留意ください。
提出者には、推薦チューターによる「ノート評」を3月末をメドにお届けします。

◆ちなみに過去の提出数は、前回(24年8月)――54名、前々回(24年2月)――46名、(23年8月)――50名、(23年2月)――46名、(22年8月)――53名、(22年2月)――44名、(21年8月)――50名、(21年2月)――58名、(コロナで前倒し・20年5月)――60名、(20年2月)――27名、(19年8月)――30名、となっています。
コロナ禍の時代になってから、提出率がグーンと上がってきています。

(小原)

【『文芸思潮』94号(25年冬号)】●田中信子さん(通教部・石村C)が第17回銀華文学賞・奨励賞を受賞●“全国同人雑誌評”欄で、竹田多惠子さん(昼間部・島田C)ら文校関係者の小説が多数取り上げられる。

40歳以上を対象にした第17回銀華文学賞(『文芸思潮』主催)には、194編の応募があったそうです。その中から、最優秀賞<1編>、優秀賞<6編>に次ぐ奨励賞<13編>に、大阪市の田中信子さん(大阪文学学校通教部研究科生)の小説「裸足のリナ」が選ばれました。同じ奨励賞に、大阪市の昼間部修了生・木下衣代さんの「ひずんだ道」も選ばれています。
さらに奨励賞に次ぐ佳作50編の中に、通教部・高橋Cの白川計子さん「ハシビロコウのキス」、通教部休学中の有汐明生さん「アレキサンドリアにないものは」、夜間部修了生の佐藤勉さん「涙がキラリ」が入っています。
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『文芸思潮』<アジア文化社発行>94号の“全国同人雑誌評”欄(評;殿芝千恵/森村和子/南﨑理沙)で取り上げられている文校生、休学生、文校修了生の小説は次のとおり。( )内は同人誌名と号数。

【現役文校生】
◎竹田多惠子「バーキンがナース服でオムライス」(文の鳥・6号)
◎竹田多惠子「ふとん」(文の鳥・6号)

【夜間部休学生】
◎真名波田キリ「確かにここにいた僕は」(星座盤・18号)
◎田中さるまる「フェイク!」(ココドコ・5号)

【修了生】
◎有瀬尚憲「人吉・球磨川開拓団物語」(雑記囃子・29号)
◎華村立夏「宮子さんの夏」(雑記囃子・29号)
◎三上弥栄「高木さんと山路さん」(星座盤・18号)
◎麦生郁「結婚の条件」(星座盤・18号)
◎諸さやか「日が昇るのが、見えたから」(六伽士花史・4号)
◎朝倉昴「丸子の槍」(六伽士花史・4号)
◎福田純二「高望王と淑子姫」(六伽士花史・4号)
◎中野雅丈「其(その)高不可測(たかさはかるべからず)」(組香・9号)
◎阿部野喫茶店「私はここにいる」(あべの文学・38号)

(小原)

【1/16毎日新聞・四国版】入江達宏さん(鳥取県/文校通教部5年生)が大きく取り上げられる。◆入江さんは昨年6月、第50回部落解放文学賞《記録・表現部門》を受賞している。

鳥取県八頭郡の入江達宏(いりえ・たつひろ)さんは、2020年4月に大阪文学学校通教部/エッセイ・ノンフィクション/音谷クラスに入学して以来、ずっと同クラスで作品を書き続けています。昨年6月には、自身の体験をつづった「人生のパスポート」で、第50回部落解放文学賞(主催/部落解放文学賞実行委員会)を受賞しています。
年4回催される通教部スクーリングには、Zoom参加が一度ありましたが、
この5年間皆勤です。
時にJRを利用することもありますが、ほとんどの回、高速バスに乗って大阪へやって来ています。どちらでも、乗車時間は2時間半前後です。DoorToDoorではさらに1時間弱プラスです。

(小原)