文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2024年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

昼・詩入門講座【担当:詩人の近藤久也さん】に、新入生2名をふくめ10名参加。作品提出8名中7名出席。


【昼・詩入門講座の模様/窓際が講師の近藤さん】

第1教室を大西クラスの組会(作品合評会)と入れ替わって、午後3時から5時40分まで、公開講座の昼・詩入門講座(秋期1回目)がおこなわれました。講座の担当は、23年春期からお願いしている近藤久也さん(詩人)。半年前の1回目と比べたら、15名少ない10名(うち秋の新入生2名)の参加でした。在校生も有料化(作品提出1,000円/聴講のみ500円)したことが影響しているのでしょう。

講座の初めに近藤講師から、高橋睦郎さんの詩作品「恢復期」を見本に、“詩のかたち かたちの無いかたち”について10分ほど話がありました。
提出作品8編のコピーを、講座の始まる前に文校事務局が配布しました。各々が自作詩について朗読しました。そのつど近藤講師は懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
最後に近藤講師は、今回の8編の中で“私がいいと思った作品”として1編を選ばれました。それは、野々ゆかさん(通教部研究科休学中)の「キリンの瞳」という作品でした。残念なことに、西宮市の山奥に住んでいるという野々さんからは午後2時ごろ、「欠席せざるを得ません」と電話がかかってきていたのでした。「家を出て阪急の最寄駅に向かっていたのですが、大雨で道路が冠水してしまい、駅にたどり着けそうにありません。家に引き返してきたところです」。

◆次の公開講座は、11月9日(土)午後3時からの【昼・小説(エッセイ)入門講座<秋期1回目>】です。担当は、馳平啓樹さん(文校在籍時に文學界新人賞受賞)。課題作の提出は、すでに締め切っています。
4種類の公開講座のうち、この【昼・小説(エッセイ)入門講座】のみ、Zoom配信をおこなっています。今のところ、課題作を提出していない在校生・修了生・一般あわせて5名からZoom聴講の申込があります。

(小原)