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公開の昼・小説(エッセイ)入門講座〔担当;馳平啓樹さん〕に、新入生5名、文校OB4名・一般4名をふくめて34名(うちZoom7名)参加★講義2時間半★提出作品12編のうち4編の自作朗読。


【柔らかな語り口の馳平啓樹(はせひら・ひろき)さん】


【教室には、新入生3名をふくめ27名出席。ほかにZoom視聴が新入生2名を入れて7名】

正午(12時)開始の大西クラスと津木林クラスのゼミ(作品合評会)が終わったあと、午後3時から6時前まで、馳平啓樹さん(文校修了生で第113回文學界新人賞受賞)による秋期1回目の昼・文章講座がありました。馳平さんには、23年春期から担当していただいています。
4種類の公開講座は24年春期(9月)まで、新入生・在校生は無料でしたが、今秋期から作品を提出したら千円(受講だけなら五百円)いただくことにしています。文校OBも一般も同額です。

事前の課題作品(「自分を自分らしくしてくれる極端な性癖を書く」を1000字で)提出は、在籍1年までの文校生と一般に制限したため12名のみでした――ちなみに半年前は57名もの提出。2回目、3回目は制限を設けません。

馳平さんの講座では、教室参加にくわえ、Zoom配信をおこなっています。持参してきたパソコンを操作しながら、馳平さんはパワーポイントを使って自作の教材[①自分にしか書けない事を書こう ②村田沙耶香『コンビニ人間』を読み解く]をスクリーンに写し出しつつ今日は、休憩時間をはさんで2時間30分も講義をされました。
その後25分間かけて、提出12編の中から馳平さんが選びだした作品4編(うち2編は新入生)のそれぞれの作者が、マイクあるいはZoom越しに自作朗読をおこないました。馳平さんは、それらの作品に対して優れている点を指摘しました。
なお、馳平さんは提出12編すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を書かれたA4紙を持参されました。それを、講義の前に各人に作品とともに渡されました。


〔馳平さん自作の教材➀ー6ページ〕


〔馳平さん自作の教材➁ー7ページ〕

※講座の途中の休憩時間には、学生委員会・在特部の間瀬翠さん(昼・平野クラス)から、11/24(日)『樹林』11月・在特号の合評会、次の在特号(25年5月号)の選考委員および作品の募集について、呼びかけがありました。

●次回の公開講座は、11/18(月)夜・詩入門講座です。担当は、冨上芳秀チューター。今日までに8名から作品の提出があります。
課題作品を提出していなくても、講座に参加できます。その場合の受講料は1回につき500円です。

(小原)