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新刊紹介☆通教部生・山口春樹さんの私小説集『USA――九つの物語』

茨木市在住の山口春樹さんは、かつて理系技術者で、文校には02年10月から主に通教部に在籍し現在、苗村クラス。ノンフィクション「走りつづけて」で、第29回(08年度)大阪文学学校賞〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉を受賞されています。
第一詩集『象牙の塔の人々』で、第11回(09年度)小野十三郎賞特別奨励賞を受賞。その後、随筆集『冬菊』(09年)、短篇集『犀の角』(12年)、第二詩集『天空の道』(13年)と刊行されています。そして、このたびの私小説集『USA――九つの物語』。いずれも、澪標刊。
『USA――九つの物語』は、(1800円+税)で文校事務局でも取り扱っています。
同書の「あとがき」を、一部抜粋すると―――
「作品の素材となったのは、いわば米国の素顔のようなもの。素顔はあまり変化せず、外からは見えにくい。住んでみて、はじめて見えるものがよくあって、なるほどと思ったりする。
素材に与えられた『形』を通し、素材を超えて読者と通じあえるものがあればうれしい」

(小原)