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17日(日)・・・松竹座で木下昌輝さん原作の「天下一の軽口男」を観劇

2月17日(日)午前、ミナミの道頓堀にある大阪松竹座に、初めて出かけた。文校修了生・木下昌輝さんの小説『天下一の軽口男』を原作とした舞台を観るために。
活きのいい若手役者に上方落語界、漫才界、吉本新喜劇、松竹新喜劇などでよく名の知れた顔ぶれもまじって、17日間ぶっ通しで上演されていて、この日が最終日だった。1、2、3階あわせて千席余りが埋め尽くされていた。
受付で買い求めたプログラムに、松竹社長の次に木下さんの文章が載っている。その中に「(主人公は)身分制度の厳しい江戸時代に、武士をからかう。命がけで、大衆のために芸をした男です」という一節がある。エンディングを迎えるころ、寅さんの映画のときのように、涙がこぼれそうになった。
【写真】“満員御礼”の看板が立つ松竹座の正面

(小原)