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昼・夜間部の組会(クラスゼミ)の開始にあたって

≪昼・夜間部の新入生・進級生・継続生の皆さんへ≫

4月12日(日)に予定していた入学開講式を中止し、昼・夜間部の組会(クラスゼミ)の開始を5月7日(木)からに延期していましたが、コロナ禍は長引きそうで、理事会で話し合って、文校教室での組会は当分の間(いつごろまでか見通せません)見合わせることになりました。ちなみに、通信教育部においてはスケジュールに変更はなく、4月18日(土)に作品提出を締切って(2週遅れまでは受け付ける)、作品のすべてを通教部各チューターの手にゆだねているところです。

新入生の入学に際しての意気込みに応えるためにも、進級生・継続生のどういうかたちであれ“合評”をやりたいという声に応えるためにも、組会開始の再延長は避けたいところでした。そこに、在校生や休学生、学生委員会からいろいろなアドバイスが寄せられ、理事会内でも検討を重ねました。

その結果、次の3つの方式で、5/7を目途に(クラスによっては、1、2週遅れるところもあるかと思いますが)、20年度春期の組会を開始していくことになりました。

(1)テレビ会議システムのZoom(ズーム)の活用。映像と音声をつないで、タイムラグなしに双方向で話ができます。画面に参加者全員の顔を映せます。パソコン(カメラ・音声付)、スマホ、タブレットをつかって、比較的簡単に入っていけます。
(2)メーリングリストの活用。メールのやりとりによる合評。
(3)通教部のように郵便での作品提出・批評返却。学生とチューターの1対1対応。チューターによっては電話対応もありえます。望むなら、クラスの他メンバーからの批評ももらえるようにします。

(1)、(2)、(3)のどの方式でいくか、あるいは併用でいくかは今、各クラスのチューターがクラス生個々の希望と意見を聞き取っている最中です。

クラスによっては、どの方式でいくか、(ほぼ)決まっているところもあります。次は、組会の開始日もふくめた、各クラスの方式一覧です。
【昼間部】
●《木》島田クラス(専研・小説/在籍10名)・・・【方式】未定、(1)も含めて併用を模索中。【開始】未定。
●《木》中塚クラス(本専研・詩エ/在籍15名・内新入生5名)・・・【方式】(2)(3)併用。【開始】5/7。
●《金》夏当クラス(本科・小説/在籍14名・内新入生4名)・・・【方式】検討中。【開始】未定。
●《土》大西クラス(本科・小説/在籍13名・内新入生3名)・・・【方式】(1)。【開始】5/9。
●《土》津木林クラス(専研・小説/在籍14名)・・・【方式】(1)、ただし一人は(3)。【開始】5/16。
●《火》佐伯クラス(本科・小説/在籍10名・内新入生4名)・・・【方式】未定。【開始】未定。
●《火》錺クラス(研究科・小説/在籍12名)・・・【方式】未定。【開始】未定。
●《水》葉山クラス(専研・小説/在籍15名・内新入生1名)・・・【方式】(1)、ただし二人は(3)。【開始】5/13。

【夜間部】
●《木》松本クラス(本専研・詩エ/在籍7名・内新入生1名)・・・【方式】(2)を軸に検討中。【開始】未定。
●《木》青木クラス(専科・小説/在籍12名)・・・【方式】(1)を軸に検討中。【開始】未定。
●《金》西井クラス(本科・小説/在籍11名・内新入生4名)・・・【方式】(1)を軸に検討中。【開始】未定。
●《金》尼子クラス(専科・小説/在籍13名)・・・【方式】(3)。【開始】作品締切を一律に6/15に設定。
●《火》西村クラス(本科・小説/在籍12名・内新入生5名)・・・【方式】(1)を軸に検討中。【開始】未定。
●《火》高田クラス(本専研・詩エ/在籍12名・内新入生1名)・・・【方式】未定。【開始】未定。
●《水》平野クラス(専研・小説/在籍8名・内新入生1名)・・・【方式】(2)。【開始】5/13。

以上が、事務局が把握している各クラスの今の状況です。
◆昼・夜間部から通教部への転部もできます。通教部の第1回作品の最終的な締切は
5月2日(土)ですが、今すぐに転部される方の締切は、5月15日(金)とします。
昨日のことですが、職場から谷6の文校までだと6時半に間に合うが、自宅のパソコンでZoomということになるととても間に合わないという夜間部の方がいて、通教部に移ってもらいました。
◆現在、届け出しているクラスから、自分にあう方式のクラスに移られても結構です。ただし、小説の専科生以上の方が本科クラスンへ移るのは認められません。なお、このコロナ事態が早期に終息した場合は、その時点で元のクラスに戻っても結構です。
◆(3)の郵送式については、チューターや皆さんのいろんな面での負担増にならないよう、【文校事務局中継型】でいい方法を生み出せないかと思案中です。
◆(1)のZoom合評を試してみたい昼・夜間部生は(できればクラスの何人かをさそって)、気軽に事務局までご連絡ください。佐々木鈴・事務局員を中心にアドバイスさせていただきます。

今回の事態でいろんな意見が、事務局にはとどいているのですが、以下に紹介するのは、ある昼間部生のメールです。
「オンライン上での合評につきましては、自分は賛成です。現在は非常時でありますので、やはりそれに即した対応が求められます。安全性や利便性を考えても、今回の試みは良いアイデアではないでしょうか。
ただ、合評の醍醐味というのは、実際に文校の教室まで足を運び、家庭や職場とは異なる環境で、改めて文学に没頭する時間を作ることにあるのだとも考えられます。そういう意味では寂しい部分もあります。非常時での一時的な措置ということではウェブ移行には賛成ですが、感染症が一段落した後には、従来通り教室内で合評が行われるのが望ましいのではないかと存じます」

まだ半年しか文校に在籍していない方の、このような“合評”のとらえ方にとても元気づけられました。
文校のいわば生命線である対面での“合評”が、文校創立以来66年も引き継いできた“合評”が、こういうかたちで途絶えるとは泣くに泣けないといったところです。
朝井まかてさんは、入学案内書のなかで「古いビルの教室は呼吸している」といっています。合評のときの吐息、身振り手振り、表情、そういったものはZoomでは、読み取れないでしょう。
教室に“合評”、そして組会後の2次会(昼の喫茶店、夜の居酒屋)を取り戻すまで、いまが踏ん張りどころだと思っています。

2020年4月25日(土)夜
大阪文学学校事務局長・小原政幸

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