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新刊紹介☆夏当紀子・文校昼間部チューターの短編小説集『ゆれる、膨らむ』(編集工房ノア/1700円+税)

現在、昼間部・本科小説クラスを担当されている夏当紀子チューターは、1986年、大阪文学学校通教部を修了して、同人誌「飢餓祭」に創刊から加わっています。2005年刊行の短編小説集『鳥が飛ぶ日』についで2冊目の小説集となる新刊『ゆれる、膨(ふく)らむ』には、「飢餓祭」に発表した6作が収められています。そのうちの1編で、表題作となっている「ゆれる、膨らむ」は、『文學界』編集部によって2012年上半期同人雑誌優秀作に選ばれ、『文學界』12年5月号に転載されています。
なお、『ゆれる、膨らむ』の表紙装幀は、夏当さんの二女の手によるものだそうです。

(小原)