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通教部生・森上晶さんの『樹林』通教部作品集に載った小説が、2020年下半期同人雑誌優秀作に選ばれ、『文學界』12月号に転載されています!


〈樹林7月号の目次〉


〈文學界12月号の目次・1頁目〉


〈文學界の掲載ページ〉

通教部生、いや文校の全在校生にとって、励みになる朗報です。
大阪府在住で現在、通教部研究科小説2組に在籍されている森上晶(もりがみ・あきら)さんの、『樹林』通教部作品集(2020年7月号/通巻664)に掲載されていた小説「ながい日」が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、20年下半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして数日前書店に並んだ『文學界』(発行・文藝春秋)12月号に転載されています。「ながい日」(32枚)を『樹林』7月号に推薦したのは、研究科小説2組担当の安芸宏子チューター。
ありがたいことに森上さんは、『文學界』の作品掲載ページの、顔写真の下の“プロフィール”欄に、「現在大阪文学学校通信教育部に在籍」ときっちり書いてくれています。

『樹林』通教部作品集から、同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載されるのは、27年間の歴史で、4年前の通教部研究科生・渡谷那さん(『樹林』通教部作品集16年3月号から『文學界』16年11月号に転載)、1年前の通教部専科生〈今は研究科生〉・南水梨絵さん(『樹林』通教部作品集19年7月号から『文學界』19年11月号に転載)に次いで3度目のことです。
大阪文学学校事務局の編集で、通教部スクーリングにあわせて年4回発行されている通教部作品集が、月刊の文校機関誌『樹林』に組み込まれ今の体裁になったのは1993年5月号からのこと。それ以前はおよそ13年間、『文集』として、3段組で大きめの冊子を通教生のみに配布していました。

2006年以降今までに、小説が同人雑誌優秀作に選ばれた文校関係者の皆さんは、次のとおりで、森上晶さんは16人目になります。
通教部生の南水梨絵さん(19年下半期)、修了生の小畠千佳さん(18年上半期)、同・斉藤せちさん(17年下半期)、同・渡谷邦さん(16年下半期)、大西智子・昼間部チューター(16年上半期)、修了生の水無月うららさん(15年下半期)、同・小倉哲哉さん(15年上半期)、同・奥田寿子さん(14年上半期)、同・島田奈穂子さん(13年下半期)、夏当紀子・昼間部チューター(12年上半期)、修了生の髙橋陽子さん(11年下半期)、西村郁子・夜間部チューター(09年下半期)、朝比奈敦・元通教部チューター(07年下半期)、奥野忠昭・元昼間部チューター(07年上半期)、岩代明子・元昼間部チューター(06年下半期)。
このうち、『樹林』本誌から選ばれたのが斉藤さんと岩代さんの2人、『樹林』通教部作品集から選ばれたのが森上さん、南水さん、渡谷さんの3人で、ほかの皆さんは文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌からです。

(小原)