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祝☆岡本佳奈さん(文校修了生)が第55回北日本文学賞・選奨を受賞。選奨(第2席)受賞は3年連続、文校出身者。

2018年3月までおよそ3年半、文校夜間部に在籍されていた岡本佳奈さんの小説「家外不安全」が、宮本輝氏選「第55回北日本文学賞」(主催;北日本新聞社)の選奨に選ばれました。国内外からの応募1119編の中で、第2席。副賞30万円。
岡本さんの受賞作「家外不安全」(約30枚)は、1月8日(金)の北日本新聞紙上に全文掲載され、2月11日(木・休)午前9時から富山シティエフエムでラジオ朗読されます。
下の引用は、北日本新聞ウェブから。

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■現代の家族の姿描く/選奨・岡本佳奈さん
 文筆仲間が2年前の第53回で選奨になったことに刺激を受け、前回初めて応募し最終6編に残った。2度目の挑戦で選奨を射止め、「うれしい」と素直に喜びを口にする。

 「家外不安全」は、母親と暮らす引きこもりの女性が主人公。シングルマザーの姉と小4のおいとの同居が始まり、単調だった生活が少しずつ変わっていく。庭でのバスケットボールのシーンや食卓の光景などを随所に織り交ぜながら、「自分では一番難しい」という三人称小説で現代の家族の姿を描き上げた。

 作品を通して伝えたかったのは「人は自由でいい」というメッセージだ。物語に出てくるのは、世間一般の「普通」には当てはまらない一家だが、決して不幸には映らない。「父親がいることや外で働くことだけが正解じゃないと思う。一つの価値観にとらわれなくてもいい」

 作家を目指して20歳から執筆を始め、創作歴は10年を超える。アルバイトをしながら、年に3作ほどのペースで公募文学賞に応募してきた。2019年には大阪女性文芸賞を受賞。プロになる夢は持ち続けている。「満足することなく、これからも書いていきたい」と意欲を見せた。

◆プロフィル◆
 おかもと・かな 1989年神戸市生まれ。高校中退。2015年から3年間、大阪文学学校に通った。フリーター。
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◆大阪文学学校の修了生で、55回を数える「北日本文学賞」(第1席)を受賞された方は過去に、2人います。
◎第4回(1969年度)・・・山村睦さん・作品名「大鹿」 ◎第40回(2005年度)・・・飛田一歩さん・作品名「最後の姿」

◆第2席にあたる「選奨」に選ばれた方は、5名います。しかも、今回(第55回)の岡本佳奈さんで3年連続、文校関係者が「選奨」受賞ということになりました。
◎第36回(2001年度)・・・吉澤薫さん・作品名「空を仰ぐ」 ◎第40回(2005年度)・・・藤岡陽子さん・作品名「結い言(ゆいごん)」 ◎第49回(2014年度)・・・三原てつをさん(昼・津木林c在籍中)・作品名「空の味」 ◎第53回(2018年度)・・・石井渉さん(20年3月まで16年半昼間部などに在籍)・作品名「ピカドンと天使と曼珠沙華」 ◎第54回(2019年度)・・・囃方怯(はやしかた・ひるむ)さん・作品名「庭」

※第54回の囃方さん(奈良県王寺町)については、受賞からずいぶん経って、昔の文校OBであることを知らされました。囃方の息子O君から。そのO君は、19年10月から1年間文校夜間部・西井クラスに在籍し、その間に大学院生から中学校の英語教師になりました。

(小原)

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