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通教部生、一挙に5名誕生! 岡山市、兵庫県赤穂郡、京都府舞鶴市、福井県大飯郡、栃木県さくら市 ◆あした(23日/火曜)の第2回“体験入学”は午後6時半から。

20日(土)から今日(月)にかけて、5名の入学がありました。今春の新入生は、30名に達しました。
いずれもオンライン申込による5名の方を紹介します。

≪岡山市・27歳女性≫通教部/小説クラスへ。
入学申込書の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”のところには、【 この欄に書くべきことが見つからず、入学を悩んでいました。この欄に書きたいことが見つかるように、書いていきたく入学を決意しました。】と記されていました。
影響を受けた作家に、【小川洋子、金原ひとみ】をあげています。

≪兵庫県赤穂郡・71歳女性≫通教部/小説クラスへ。
入学申込書には、【昔から詩、短歌、俳句、小説など、書くことが好きでした。結婚してからはたまに思い出したようにペンを取り、神戸新聞に応募したりしていました。入選したことが、2回ありますが、書き続けるということができませんでした。
最近になってまた俄然、小説が書きたくなり、書き始めています。書くからには少しはましなものを書きたい。そのためには刺激も必要だと思い、入学する気になりました。】と、入学の動機をつづっています。
また、【大阪文学学校は若いころから知っていましたが、生活に追われて入学などする余裕がなかった。】とも述べています。
影響を受けた作家は、【川端康成、大江健三郎】で、【小川洋子の「ミーナの行進」「薬指の標本」】も好きだそうです。

≪京都府舞鶴市・45歳男性≫通教部/小説クラスへ。
入学申込書には、【日本語の持つ表現の多様さや繊細さ、響きの美しさ、そして、力強さ。それらを確と織り込んだ、読む者を力付けるような文章を書けるようになりたいと考えています。】と、あります。
影響を受けた作家として、【山本健吉、滝沢馬琴】をあげています。

≪福井県大飯郡・43歳女性≫通教部/小説クラスへ。
入学申込書には、【今まで漠然と書くことをしてみたいと思っていましたが、どのように、どんな手順ですすめたらよいのかわからず、立ち止まっていました。
このコロナ禍を機に、自分が本当にしたいことをやってみようという気になり、入学したいと思いました。書きたいテーマは、最後には誰かの背中を押したり、少しでも元気に、気持ちが楽になれるもの、と今は思っています。】と、書かれています。
影響を受けた作家は、【瀬尾まいこ、西加奈子、吉本ばなな、阿川佐和子】とのことです。

≪栃木県さくら市・69歳女性≫通教部/エッセイ・ノンフィクションクラスへ。
入学申込書には、いろいろなことを書いてくれています。
【もともと書くことが好きで、小説、シナリオ、エッセイの懸賞に応募してきたが、ことごとく落選。エッセイに絞って書くことにしたが、いざ書くと難しく、やはり、ちゃんと学んだほうが良いと考えた。そういう時、貴校の生徒募集の記事を見、決断した。
来年で70歳、いろんな体験をしてきた。・・・・・・(略)・・・・・・家族のこと、書きたいことがたくさんある。テーマは人生の「不思議」である。それをエッセイにして、読む人に喜んでいただけたらと思う。
1981年8月21日、向田邦子さんの夢を見た。「後をお願いします」と言われた。翌日、彼女の訃報を知った。それから40年、彼女の願いを叶えられるよう、ぜひ勉強したい。余りに長い年月が経ったが・・・・・・。】
影響を受けた作家は、【太宰治、向田邦子、中原中也】。
大阪文学学校のことは、数日前の【東京新聞】で知ったばかりだそうです。

◆明日(23日/火曜)午後6時半から、今春2回目の“一日体験入学(オープンキャンパス)”がおこなわれます。担当講師は、4月から毎週、火曜日の午後6時半から、本科(1年生)の小説クラスを受け持つ西村郁子さんです。
5名(うち1名は川崎市からZoom参加)の事前予約がありますが、予約なしでの参加も大丈夫です。

(小原)