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祝☆猪村勢司さん(文校修了生/吹田市)の時代小説「烏の櫛」が第38回さきがけ文学賞・選奨を受賞。

猪村勢司(いむらせいじ)さんは、2019年4月に大阪文学学校夜間部に入学されています。前期は小原クラスにいて、後期は西井クラスに在籍し本科を修了されています。その後、1年間休学。
252編の応募があった「第38回さきがけ文学賞」の選奨(第2席)を受賞した「烏(からす)の櫛(くし)」(約120枚)は、西井クラスで合評をうけたのち内容も含め書き直しして応募したものでした。
賞の主催団体にくわわっている「秋田魁新報」の電子版では、《「烏の櫛」は、江戸時代の城下町が舞台。くし職人の男性が仕事や夫婦関係がうまくいかず、行きつけの店の女性と関係を持つようになるが、その後の出来事から人生を見直していくさまを描いた》と紹介されています。

猪村さんに祝意を伝える電話の中でお聞きしたのですが、1週間後の12日に秋田市内のホテルで行われる授賞式には出席予定とのことです。また「烏の櫛」が、15日ごろから10日間ぐらいにわたって「秋田魁新報」紙上および電子版で連載されるそうです。

「秋田魁新報」電子版では、猪村さん(写真付き)や選奨受賞作のことが、《猪村勢司さん「烏の櫛」 変わらぬ人の悩み描く》と題して取り上げられています。

(小原)