文校ブログ

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【今日の新入生②】たった今、大阪府池田市の24歳女性から、オンラインで「入学申込書」がとどきました。夜間部・小説クラス(火)へ。

9/27(火)夜の体験入学に、仕事のために遅れて参加し、体験がすんだ後しばらく立ち話をした若い女性で、よく覚えています。
24歳ですので、若者向けの奨学制度が適用され、年間学費は通常より2万9千円割り引かれ、10万円になります。今秋、この制度が適用される若者は8人に達しました〔20歳、24歳4名、25歳3名〕。
その池田市の女性の「入学申込書」には、次のように記されていました。
【友人に、田辺聖子は文学の学校に行っていたらしいと聞き、インターネットで調べると大阪文学学校が出てきた。自分がよいと思う情景、街での人の様子、ふと聞こえてきた言葉をメモしたり、文章にしたりすることはあるが、それを表現に転化することはできずにいる。文学学校の様子をホームページで読み、文章を書く人々で話し合う時間を持てることは今の自分にとって大事なことだろうと入学を決めた。具体的なテーマを今、言葉で表すことはできていない。理想は、読んでいて胸が鳴る、確固たる突き抜けた文章を書きたい。】
影響を受けた作品・作家・詩人名のところには、【カーソンマッカラーズ『心は孤独な狩人』村上春樹訳  西加奈子『円卓』  魯迅『野草』竹内好訳  樋口一葉『たけくらべ』川上未映子訳】と、ありました。

(小原)