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☆速報★衿さやかさん(文校研究科休学中)が同人誌『せる』で発表した小説が、2023年上半期同人雑誌優秀作に選ばれ、今日発売の『文學界』6月号に転載されています!


〈文學界6月号の目次<一部>〉


〈文學界の掲載ページ〉

大阪文学学校の在校生にとって、励みになる朗報です。
昼間部研究科休学中の衿<えり>さやかさん(兵庫県尼崎市)が、津木林・西村・若林・塚田チューターや文校OBで発行する同人誌『せる』第121号に発表した小説「泡のような きみはともだち」(60枚)が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、2023年上半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして『文學界』(発行・文藝春秋)に転載され、その6月号は今日から書店に並んでいます。
衿さんは、2018年4月文校入学で、休学を挟んで21年3月まで夜間部・小原クラスと昼間部・津木林クラスで学んでいます。1年おいて津木林クラスに再入学し、この4月からは休学中。
以上の在籍期間に、在校生たちによる選考会で選ばれて、『樹林』在校生作品特集号に小説が二度載っています。一度目は『樹林』19年6月号(通巻653)に「それ以外全部を、あなたがくれても」(91枚)、2度目は22年11月号(通巻687)に「かわりばんこの おあいこ」(60名)。一度目の小説は、第40回(2019年度)大阪文学学校賞<小説部門>の奨励賞を受賞しています。

2006年下半期以降今までに、小説が全国の同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載された大阪文学学校関係者の皆さんは、衿さんで19人目となりますから、過去16年半(年に2名)では、文校関係者が半数を超えることになります。
その19名の皆さんは、次のとおりです。
今回の衿さやかさん、修了生の須藤薫子さん(すどう・かおるこ/21年下半期)、夜間部専科休学中の大水青さん(おおみ・あお/21年上半期)、通教部研究科・飯田クラスの森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、修了生の南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、同・小畠千佳さん(18年上半期)、同・斉藤せちさん(17年下半期)、同・渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期)、大西智子・昼・夜間部兼任チューター(16年上半期)、修了生の水無月うららさん(15年下半期)、同・小倉哲哉さん(15年上半期)、同・奥田寿子さん(14年上半期)、同・島田奈穂子さん(13年下半期)、夏当紀子・昼間部チューター(12年上半期)、修了生の髙橋陽子さん(11年下半期)、西村郁子・夜間部チューター(09年下半期)、朝比奈敦・元通教部チューター(07年下半期)、奥野忠昭・元昼間部チューター(07年上半期)、岩代明子・元昼間部チューター(06年下半期)。
このうち、『樹林』本誌から選ばれたのが斉藤さんと岩代さんの2人、『樹林』在校生作品特集号から大水さん、『樹林』通教部作品集から森上さん、南水さん、渡谷さんの3人で、ほかの皆さんは文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌からです。

(小原)